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発売年月日 2021/08/27
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社会人になってから、たくさんのビジネス書を読んできました。
読んだ本の数は、なんと1500冊以上!
あなたが抱える悩みや課題を、おなじように経験した先人たちがたくさんいます。
そして、あなたが抱えるような悩みや課題は、すでに解決されていることがほとんど…。
ビジネス書には「仕事の攻略法」がたくさん載っていると言えるでしょう。
S-BOOKSでは、私がいままで読んできた本の中から、厳選して紹介しています。
目次をすべて公開しているので、それを読むだけでも参考になると思いますよ。
ぜひインプットしてみてください。
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本の中身を詳しく知りたくなった方は、ぜひ書店でお買い求めください!
本書の目次
はじめに 「Sales is 〇〇」――あなたにとって営業とは何ですか?
- お客様の「買わない理由」から生まれた営業メソッド
- 営業パーソンの「幸福度」はひとつの成果で変えられる
序章 成果をコントロールする「営業の真実」
- 重要なのは「売れた理由」ではなく「買わない理由」
- お客様の82%は商品を「買わない」
- 営業とは「可能性を見える化」する仕事である
- これからの営業は「コンテンツ」を作れる人が勝つ
- 成果のコントロールとは「営業プロセス」のコントロール
第1章 マインドセット 「売れる営業」が大切にする10のルール
- ルール① 商品の強みや特徴を「売り込まない」
- ルール② お客様を「主語」にして行動する
- ルール③ 営業主導で「課題を見つける」
- ルール④ 「社内営業」を重視する
- ルール⑤ ブランドという「タスキ」を繋ぐ
- ルール⑥ 「信頼」してもらう前に「信用」を目指す
- ルール⑦ 「第一印象」をコントロールする
- ルール⑧ 「行動量」は常にトップギアに設定する
- ルール⑨ 会える人ではなく「会うべき人」と商談する
- ルール⑩ 目の前の失注は「金脈」だと考える
第2章 アポイントメント 「会えない時代」でも新規顧客を見つける方法
- 新型コロナによって変わった営業のルール
- 「営業力」よりも大切なものが「探客力」
- 勝利をもたらす「ターゲットリスト」の作り方
- 「顧客との繋がり方」の最新4スタイル
- 「招かれざる客」にならないスマート・アウトバウンド営業
- お客様にとって「役に立つ人」になるためのトーク術
- 「受付ブロック」を攻略するトークケース
- アポを引き寄せる「450文字」「0.5秒の余白」「耳寄り情報」
- ソーシャルセリングでの新規顧客との繋がり方
第3章 セールスプロセス あなたの営業プロセスを7つに分解せよ
- 最強の営業手法「コンサルティングセールス」とは?
- コンサルティングセールスを7つに分解する
- 反論対策は最後では遅い。「工程ごと」に抑止する
- あなたの商談が「刺さらない」本当の理由
- セールスの「前工程と後工程」は驚くほど別物
第4章 リードセールス 勝敗を分ける「見込み案件」の作り方
- アカウントプラン――攻略計画を策定する
- (1)商談前の準備は4つの手順で組み立てる
- (2)「3C+2C×マクロ環境」分析で勝ち筋が見つかる
- (3)他の営業と差をつける商談準備の「ひと工夫」
- アプローチ――信頼を獲得する
- (1)信頼関係を築くための4つのステップ
- (2)お客様との壁を取り除く「戦略的アイスブレイク」
- (3)感情を揺さぶる「ファーストピッチ」の極意
- (4)心地よいコミュニケーションは「意識的」につくる
- ファクトファインディング――課題を設定する
- (1)「ヒアリング」をしただけでは意味がない
- (2)課題を設定する公式「3つのステップと7つのファクト」
- (3)「売るための情報」を得ようとしてはいけない
- オーダーコントロール――要件定義とネクスト設計
- (1)お客様が欲しい提案と営業が行う提案の「ギャップ」を埋める
- (2)商談相手がキーパーソンになり「社内営業」をしてもらう
- (3)次回の商談は「熱いうちに打つ」が鉄則
- (4)「鶴の一声」で白紙に戻させない決裁者コントロールの仕方
第5章 コアセールス 見込み案件を「当然のごとく」攻略せよ
- 意識決定における最大のブレーキ「現状維持バイアス」
- 企画作成――課題決定のデザイン
- (1)お客様は提案書の「タイトル」だけでも導入を決める
- (2)提案書のストーリーは「起”転”承結」で構成する
- (3)商品を導入した未来を「見える化」する
- (4)選ばれる見込みがない提案書は「作るだけムダ」
- プレゼンテーション――最適な提案
- (1)プレゼンは「誰にするか」で内容が変わる
- (2)プレゼンの流れも「起転承結」で構成する
- (3)クロージングよりも重要な「テストクロージング」
- (4)”諸刃の剣”になる「無料体験」の正しい活用法
- クロージング――意思決定の後押し
- (1)営業にとっては大イベントでも、お客様には「タスクのひとつ」
- (2)安い商品のほうがクロージング後にクレームになりやすい?
- (3)失注した場合の「正しい爪痕の残し方」
第6章 アフターフォロー あなたの「財産」になる顧客エンゲージメントの高め方
- 「何かあったら最初に相談される」という無敵のポジション
- 「購買者を成功させる」という強い意志
- カスタマーサクセスを他人に委ねるな
- 営業の提案こそカスタマーサクセスであれ
おわりに 私の「Sales is」
本書に頻出する「営業用語」集
- アウトバウンド営業――売り手から顧客へ営業を仕掛けるスタイル(=プッシュ営業)
- インバウンド営業――買い手からの反響を獲得する営業スタイル(=プル営業)
- リード――見込み顧客の情報、または見込み顧客
- SOL(Sales Opportunity Lead)――購買のタイミングが明確になったリード
- マーケター――リードや購買見込み客を獲得を獲得するマーケティング担当
- インサイドセールス――非対面営業、および非対面営業の担当者。企業によってアポイントメントの獲得までを担当するケースや、非対面で商談まで担当するケースもある
- フィールドセールス――もともとは訪問営業、訪問営業担当のこと。オンライン商談が一般化されてからは「商談担当」と定義されることが多い
- 案件――具体的な提案へと進む商談(「見込み案件」は案件になる可能性がある商談)
- タッチポイント――顧客接点、直接かかわる位置
- ヒアリング――テレアポや商談中に行う聞き取り
- ピッチ――商談中に行う短いプレゼンテーション
- オンボーディング――利用の手ほどきをし、慣れてもらうプログラム
- 無料トライアル――無料でお試し利用ができる契約、または契約前の利用
- カスタマーサクセス――顧客の成功という概念。業務内容や担当者を指すこともある
- 顧客エンゲージメント――顧客との信頼関係や絆
本書のポイント
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これが分かればバッチリ…!
ポイントは「営業は目的から逆算すれば、精度が上がる」ということ
成果のコントロール。これは営業マンにとってとても大事ですね。これをコントロールするためには、プロセスをコントロールしろと述べられています。結果である、受注や契約金額でコントロールすることはできません。かならず、点と点がつながって線になった上で、最終的な結果があるため、プロセスで細かくコントロールしていくことが重要です。
会える人ではなく、会うべき人に会う。これは、アポ件数のみでコントロールすると起きる現象ですね。会える人は、決まらないことの方が多いはず。目的を見失ってはいけません。
提案をする際、相手や市場のことはよく調べると思いますが、自社と自社の競合のことは熟知していますか?
こちら側は、最終的には選ばれる側。相手から見た時にどのような候補があるのか?それを把握することも重要です。文化の違いやスタイルの違い、商品プランの違いなど、細かく見ていくと違いがあるハズ。それらを考慮した上で、丁寧な提案ができれば勝率は上がるでしょう。
あくまでも、営業は科学できるもの。気合と根性だけの世界ではありません。そう考えると、筆者が述べている「Sales is cool」という主張も納得がいくことでしょう。
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