Vol.0049 はじめて課長になったら読む本 仕事の体系図で自分の仕事を棚卸ししよう!(著者:大西 農夫明)

ビジネス・経済>>ビジネス・経営>>リーダーシップ・管理者

発売年月日 2010/11/25

つけ麺たろう
つけ麺たろう

社会人になってから、たくさんのビジネス書を読んできました。
読んだ本の数は、なんと1500冊以上!

あなたが抱える悩みや課題を、おなじように経験した先人たちがたくさんいます。
そして、あなたが抱えるような悩みや課題は、すでに解決されていることがほとんど…。

ビジネス書には「仕事の攻略法」がたくさん載っていると言えるでしょう。

S-BOOKSでは、私がいままで読んできた本の中から、厳選して紹介しています。

目次をすべて公開しているので、それを読むだけでも参考になると思いますよ。
ぜひインプットしてみてください。

つけ麺たろう
つけ麺たろう

本の中身を詳しく知りたくなった方は、ぜひ書店でお買い求めください!

本書の目次

はじめに

第1章 課長の仕事を理解する

  • 1 なぜ課長が必要かを考えよう
    • 経営者の考えを部下に伝える
    • 職場の問題点などを経営者に伝える
    • 会社がやってほしいことを橋渡しする
    • 職場からの提案を会社に橋渡しする
    • 課長が提案しなければ体質強化は図れない
  • 2 自分の課の仕事をつかもう
    • 目の前の仕事が課のすべての仕事ではない
    • 会社がやってほしい仕事があるから課が存在する
    • 会社がやってほしい仕事を知る
    • 課が求められている仕事を部下に理解させる
  • 3 課長の仕事を分類しよう
    • 課長手当は経営者手当
    • 仕事に追われていても課長の仕事は別
    • 課長の仕事を四つに分類
    • 会社の方針・目標達成は必達業務
    • 機能強化業務は課をあるべき姿にするため

第2章 課の機能と課の仕事を明らかにする

  • 1 課に求められる働きを明らかにしよう
    • まず知るべきは、求められる課の「機能(働き)」
    • いろいろある、課に求められている仕事
    • 求められる機能といっても重要度は異なる
    • 部下の仕事の配分決め
  • 2 課の機能(働き)を具体化しよう
    • 仕事は目的によって手段がちがう
    • 目的に対する手段は二つ以上ある
    • 出した手段をさらに具体化
  • 3 課の仕事がわかるようにしよう
    • 課の仕事の体系図を作成する
    • 今やっている仕事が必要か見極める
    • やれている仕事とやれていない仕事を整理
    • 仕事の体系図で環境の変化に対応

第3章 管理点で課を運営する

  • 1 課の運営には「管理点」が必要になる
    • 管理点とは目的が果たせているかがわかるツール
    • 仕事の目的を考えて設定する
    • 管理点で管理ができるようにする
    • 異常が出ないようにするのが管理
  • 2 管理点を設定しよう
    • 仕事と管理点の関係を理解する
    • 仕事の目的を理解して管理点を決める
    • 管理点の傾向で仕事のやり方を変える
    • 管理点が結果―行動になっているか確認
  • 3 主任との管理範囲のちがいをつかもう
    • 課長がどこまで管理するかで主任の管理範囲が決まる
    • 課長が下位機能までやると主任が育たない
    • 課長の管理と主任の管理はつながっている
    • 何を管理するかを教えなければ主任は行動できない
    • 主任が管理できるようにするのも課長の役割
  • 4 管理点から問題点を見つけよう
    • 仕事の善し悪しの結果は管理点の数字に出る
    • よいときも悪いときも原因を見つける
    • 問題点は主任の管理範囲にある
    • 問題点は上位の管理点と下位機能の結びつきから見つける

第4章 日常のバタバタ仕事から脱却する

  • 1 課長の仕事を見直そう
    • 目先の仕事ばかりでは全体が見えなくなる
    • 課長は実務ができるだけではダメ
    • 半分以上が実務になると「できない」を連発
  • 2 課長の実務の比率を減らそう
    • まず、自分がやっている仕事をすべて書き出す
    • 仕事をなくすECRSを理解する
    • 思い切ってECRSを実行しラクをする
  • 3 部下ができる仕事は部下にまかせよう
    • 課長が実務をやりすぎると部下は育たない
    • 「自分がやらねば」と思うと部下にまかせられない
    • 報・連・相で部下にまかせられる
    • 部下にまかせても部下が帰る時間は同じ

第5章 部下の仕事を改善して減らす

  • 1 部下の仕事を総点検しよう
    • 部下の仕事をすべて書き出させる
    • 部下の仕事を一覧表にまとめる
    • 書き出した仕事を仕事の体系図と照合
  • 2 不要な仕事をやめよう
    • 慣習でやっている仕事をやめさせる
    • 同じような仕事はまとめる
    • パソコンにばかり頼らせない
    • 重要でない仕事は手を抜かせる
    • 仕事のやり方を個人まかせにしない
    • ダラダラ仕事をさせない
  • 3 忙しい人と忙しそうな人をなくそう
    • 仕事の一覧表で部下の仕事量のちがいをつかむ
    • 忙しい人に仕事を詰め込まない
    • 忙しそうな人にはもっと仕事をしてもらう
  • 4 定時帰宅を徹底しよう
    • 飲み会の日は定時で終えられる
    • 課長が帰らなければ部下も帰れない
    • 仕事の計画を部下まかせにすれば定時には帰れない
    • 手順とその内容を決めてムダな時間を排除

第6章 求められる課にする

  • 1 課長の仕事は体系図で決まる
    • 求められる仕事を自分でやるのが課長の役割ではない
    • 課長はナビゲーター
    • 仕事の交通整理をするのも役割
  • 2 課長の仕事を明確にしよう
    • 運営業務と職場の維持業務に分類
    • 仕事の体系図から仕事を具体化
    • 部下を育成するのも課長の仕事
    • 課長は「どうあるべきか」が思い描けることが大切
  • 3 目標を決めて求められる課にしよう
    • 「どうあるべきか」と「現状」とのギャップが改善余地
    • どこまでよくするかが「目標」
    • 「よくするために何をするか」が課題
    • 課題を具体化しなければ「絵に描いた餅」
    • 目標達成管理は重要な仕事

第7章 課長の仕事はPDCA管理に集約できる

  • 1 PDCA管理を理解しよう
    • P(Plan:計画)は可能性が推測できるように立てる
    • D(Do:実行)は目標達成に向けた行動ができるようにすること
    • C(Check:確認)で問題を洗い出す
    • A(Action:処置)で目標達成行動がとれるようにする
    • PDCA管理サイクルを毎週回す
  • 2 毎週のまとめを課長月報で分析しよう
    • 成績表である課長月報で翌月の行動計画を立てる
    • 「何をしたか」より「なぜできなかったか」を重視
    • 管理点データで「どうすべきか」を見出す
    • 「どうすべきか」の達成行動を示す
  • 3 行動と結果がわかる月報をつくらせよう
    • 部下の月報は「何をしたか」も記入させる
    • やったことをメモらせることから始める
    • 実施内容に対する問題点を明確にさせる
  • 4 課の安泰は日々の管理のたまもの
    • 毎日報告を受けるのが原点
    • 日々のチェックが職場管理
    • 「めざす方向を示す」ことが職場づくり
    • コミュニケーションが職場を活性化

巻末折り込み 「課長のコミュニケーション」の基本

本書のポイント

つけ麺たろう
つけ麺たろう

これが分かればバッチリ…!

ポイントは「課長は、経営者と部下との橋渡しである」ということ

課長は、経営者と部下との橋渡しである、がポイントです。課長は、マネージャーと言い換えてもいいでしょう。課長とは、課の責任者です。そのため、課の役割を遂行する必要があります。

  • 運営業務と維持業務
  • 運営業務→目標達成、課の機能強化
  • 維持業務→日々の作業、処理、決裁

課長の役割としては、半々にならないと、いけない。

ロジックツリー、目的と手段でつながる。四段階ほど。下位の機能は、部下に任せるべき。実務に寄りすぎないこと。ただ、状況による。

課の目的から、手段・機能にブレイクダウンしていく。管理点を設け、マネジメントする。例えば、営業課であれば、何かしらの数字が下ぶれていたら、改善する。

部下のリーダーの教育も必要。こちら側に来てもらう。教わると教えるの違い。(責任の違い)

究極的には、管理職は自分がいなくても組織が回る状態を作ることが大事。自分がいなくなっても回る状態を作ってからが、新しい仕事にチャレンジできるタイミング。さらに高難度・解くべき問題に取り掛かれる。

コメント

タイトルとURLをコピーしました