Vol.0046 コンセプトの教科書 あたらしい価値のつくりかた(著者:細田 高広)

ビジネス・経済>>ビジネス・経営>>商品開発

発売年月日 2023/06/01

つけ麺たろう
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つけ麺たろう
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本書の目次

はじめに

  • カリキュラム
  • 取り上げるコンセプトの事例について

第1章 コンセプトとはなにか?

  • 1ー1 コンセプトの定義
    • ロック史上初のコンセプトアルバム
    • 旅の意味を変えたエアビーアンドビー
    • なにを書いたらコンセプトなのか
    • コンセプトの機能と定義
    • 意味と価値とモナリザ
  • 1ー2 コンセプトによる価値設計
    • スターバックス「第3の場所」
    • エバーレーン「徹底的な透明性」
  • 1ー3 機能するコンセプトの条件
    • コンセプトの条件① 「顧客目線」で書けているか
    • コンセプトの条件② 「ならでは」の発想はあるか
    • コンセプトの条件③ 「スケール」は見込めるか
    • コンセプトの条件④ 「シンプル」な言葉になっているか
    • その言葉で体温は上がるか
  • 1ー4 コンセプトと似て非なるもの
    • コンセプトはキャッチコピーではない
    • コンセプトはアイデアではない
    • コンセプトはテーマではない
  • 第1章 サマリー

第2章 コンセプトを導く「問い」のつくり方

  • 2ー1 なぜ問いが重要なのか?
    • 創造性5段階説
    • アイデアを量産できればクリエイティブなのか?
  • 2ー2 向き合うべき問いとは?
    • いい問いは、いいパスに似ている
    • 問いの4分類 クエスチョン・マトリックス
    • 遅すぎるエレベーター問題
    • リフレーミング 問いを変えれば発想が変わる
  • 2ー3 リフレーミングを実践する
    • ①全体の問い 部分より全体で解決するなら?
    • ②主観の問い あなただけの偏愛やこだわりは?
    • ③理想の問い 目指すべき理想の変化は?
    • ④動詞の問い その行動を再発明するとしたら?
    • ⑤破壊の問い 破壊すべき退屈な常識は?
    • ⑥目的の問い それを手段にしたら目的はなに?
    • ⑦利他の問い それで社会はどう良くなるの?
    • ⑧自由の問い まだ書かれていない価値ある問いはないか?
  • 2ー4 リフレーミングの実践
  • 第2章 サマリー

第3章 顧客目線で設計する「インサイト型ストーリー」

  • 3ー1 インサイト型ストーリーの骨子
    • 4つのCで物語る
  • 3ー2 カスタマーインサイトの見つけ方
    • 本当に言いたいことは言葉にならない
    • サラダが食べたいという幻聴
    • 言葉にできるのは5%
    • インサイトとはつまりなにか?
    • 本音は葛藤の中にある
    • インサイトを表現する構文
    • ファブリーズが見つけたインサイト
    • ザ・ファースト・テイクが見つけたインサイト
  • 3ー3 コンペティター 真の競合の見つけ方
    • ライバルだけが競合じゃない
  • 3ー4 カンパニー 自社だけのベネフィットはあるか
    • 強みを仕分けする
  • 3ー5 インサイト型ストーリー設計の実践
  • 第3章 サマリー

第4章 未来目線で設計する「ビジョン型ストーリー」

  • 4ー1 ビジョン型ストーリーの骨子
    • 過去と未来を言葉で結べ
    • 桃太郎と大統領の物語
    • ロケットを打ち上げたストーリー
  • 4ー2 過去を見つめ直すミッション
    • 過去の持つ意味はひとつじゃない
    • 未来はいつだって過去の発見から始まる
    • ミッションは「普遍性」と「固有性」
  • 4ー3 未来を見通すビジョン
    • 見える言葉と見えない言葉
    • ビジョンを書く2つのポイント
    • ビジョンはコンセプトを連れてくるシャネルの事例から
    • 賛否両論がなければビジョンではない
  • 4ー4 ビジョン型ストーリーの実践
  • 4ー5 インサイト型とビジョン型を統合する
    • インサイト型ストーリー 旅慣れた人々の新しい体験として
    • ビジョン型ストーリー 世界に新しいつながりを
  • 第4章 サマリー

第5章 コンセプトを「1行化」する

  • 5ー1 1行化の手順
    • STEP1 意味を整理する ー 3点整理法
    • STEP2 情報を削ぎ落とす ー 目的か役割か
    • STEP3 言葉を磨き上げる ー 2単語ルール
    • キーフレーズの3類型
  • 5ー2 1行化の実践
    • 課題:宿・ホテル予約サイト「トレールジャパン」
    • 解説
    • 言葉選びのセンスは磨けるか
  • 5ー3 1行化に役立つ10の構文
    • コンセプト構文① 変革話法
    • コンセプト構文② 比較強調法
    • コンセプト構文③ 不の解消法
    • コンセプト構文④ メタファー法
    • コンセプト構文⑤ 反転法
    • コンセプト構文⑥ 矛盾法
    • コンセプト構文⑦ デモクラタイズ|民主化
    • コンセプト構文⑧ パーソナライズ|個別化
    • コンセプト構文⑨ スライド法(ズラし)
    • コンセプト構文⑩ 記号化
    • 書けた! と思ったら「3回テスト」と「1週間テスト」
  • 5ー4 コンセプト構文の実践
  • 第5章 サマリー

第6章 コンセプトを「最適化」する

  • 6ー1 プロダクト開発のコンセプト
    • つくるものを1枚で説明する方法
    • コンセプトシートの実践 フィットネスミラーの開発コンセプト
    • 基本の3点セット インサイト・コンセプト・キーベネフィット
    • ミニワーク① 静かな掃除機 エアリーズ
    • ミニワーク①の解説
    • ミニワーク② 夜用ヨーグルト クリーミーナイト
    • ミニワーク②の解説
  • 6ー2 マーケティングコンセプト
    • 「試作品」を書く
    • パーフェクトミラーの例文
    • エアリーズの例文
    • クリーミーナイトの例文
  • 6ー3 バリュー:組織を束ねる行動原則
    • 鬼を倒したミッション・ビジョン・バリュー
    • バリューの条件
    • バリューをつくる3つのステップ
    • バリュー策定プロジェクトの進め方
    • MVVとMVCの使い分けについて
  • 第6章 サマリー

おわりに

  • 理解を深めるQ&A
  • 参考文献
  • 参考ウェブサイト

本書のポイント

つけ麺たろう
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これが分かればバッチリ…!

ポイントは「コンセプトは一貫性を持たせるための道筋である」ということ

コンセプトほど、曖昧な意味合いで使われているビジネス用語はないと。

コンセプトとは「一貫性」という意味合いがあり、一貫性のある価値という意味。

顧客目線であり、シンプルな言葉で言い表されたものがコンセプトとしてなり得る。

テーマのようなお題と違い、コンセプトは答えとなる。

何かしらのサービスのコンセプトであったり、アプリケーションのコンセプトであったり。
コンセプトとは何か?ということを考えていくとおもしろいと思います。

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