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発売年月日 2022/08/11
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社会人になってから、たくさんのビジネス書を読んできました。
読んだ本の数は、なんと1500冊以上!
あなたが抱える悩みや課題を、おなじように経験した先人たちがたくさんいます。
そして、あなたが抱えるような悩みや課題は、すでに解決されていることがほとんど…。
ビジネス書には「仕事の攻略法」がたくさん載っていると言えるでしょう。
S-BOOKSでは、私がいままで読んできた本の中から、厳選して紹介しています。
目次をすべて公開しているので、それを読むだけでも参考になると思いますよ。
ぜひインプットしてみてください。
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本の中身を詳しく知りたくなった方は、ぜひ書店でお買い求めください!
本書の目次
はじめに
- ご注意「100人の島」という例えについて
CHAPTER1 ケイザイ以前の話
- 言葉を使おう
- 役割分担をしよう
- どうやって分ける?
- ルールとお金を作ろう
- 政府と公務員を作ろう
- 解説
CHAPTER2 国家とお金
- お金にはなぜ価値があるの?
- お金の増え方(政府が発行する場合)
- むかしの税といまの税
- お金の増え方(国債の場合)
- 自分の財産ってなに?
- お金の増え方 (民間銀行による信用創造の場合)
- ぎりしゃ島の破産
- 解説
CHAPTER3 国の役割と政府のお仕事
- 国の役割って?
- ルールの穴をふさごう
- 政府の仕事ってなに?
- 政府にできること、できないこと
- お金のバランスを取ろう
- 解説
CHAPTER4 景気と物価
- 値段の決まり方
- 物価の決まり方
- 物価を上げよう
- 景気を良くしよう
- ハイパーインフレーションってなに?
- 解説
CHAPTER5 投機と債券
- 投機バブルってなに?
- 住民の債券ってなに?
- 金融危機ってなに?
- 株券ってなに?
- 解説
CHAPTER6 貿易と為替
- 貿易をしよう(お金がない場合)
- 貿易をしよう(お金がある場合)
- 為替レートってどうやって変わるの?
- 通貨発行は為替にどう影響するの?
- 関税ってなに?
- 変動(固定)相場制ってなに?
- 島の力を強くしよう
- 解説
CHAPTER7 課題と未来
- 国のシステムってなに?
- 資本主義の課題
- 持続可能にしよう
- 理想の主義ってなに?
- 大切なもの
- 解説
おわりに
本書のポイント
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これが分かればバッチリ…!
ポイントは「お金だけでは価値が無い」ということ
お金だけでは価値が無いということを理解することが重要です。
経済を理解しようとすると、大きな話過ぎて、イメージがつきづらいでしょう。しかし、100人の島だったら、という例え話をすると、その全体像が理解しやすくなります。
そして、お金という存在が、現代では大きくなりすぎていて、どうやったらお金を稼げるのか、どうやったらお金持ちになれるのか、というテーマに囚われている人が多いように思います。
しかし、お金自体に価値があるのでしょうか?お金は昔は存在しなかったものだと知っていますでしょうか?
答えとしては、以前は人々がそれぞれ農業やサービス業、公務などの役割を果たし、各々が生産したものを交換して生活していました。その時に、物々交換では扱いづらいため、交換券のような存在としてお金を使われるようになりました。
ですので、お金=労働力、みんなの頑張り。というような意味合いにもなってきます。別の言い方をすると、物資が無ければお金は機能しません。お金だけあっても意味がない。
そう考えると、投機にはあまり意味が無いようにも思います…。
また、100人の島がそれぞれ家族やとっても仲良しであれば、助け合って生活することもできるでしょうが、異なる価値観を持った人たちの集合体であれば、ルールが必要になります。それが政府であり、法律であると考えることができます。
全体を把握することで、目の前の細かな事象も多面的な考え方ができます。
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