Vol.0045 東大生が日本を100人の島に例えたら面白いほど経済がわかった!(著者:ムギタロー)

ビジネス・経済>>経済>>日本経済事情

発売年月日 2022/08/11

つけ麺たろう
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そして、あなたが抱えるような悩みや課題は、すでに解決されていることがほとんど…。

ビジネス書には「仕事の攻略法」がたくさん載っていると言えるでしょう。

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目次をすべて公開しているので、それを読むだけでも参考になると思いますよ。
ぜひインプットしてみてください。

つけ麺たろう
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本の中身を詳しく知りたくなった方は、ぜひ書店でお買い求めください!

本書の目次

はじめに

  • ご注意「100人の島」という例えについて

CHAPTER1 ケイザイ以前の話

  • 言葉を使おう
  • 役割分担をしよう
  • どうやって分ける?
  • ルールとお金を作ろう
  • 政府と公務員を作ろう
  • 解説

CHAPTER2 国家とお金

  • お金にはなぜ価値があるの?
  • お金の増え方(政府が発行する場合)
  • むかしの税といまの税
  • お金の増え方(国債の場合)
  • 自分の財産ってなに?
  • お金の増え方 (民間銀行による信用創造の場合)
  • ぎりしゃ島の破産
  • 解説

CHAPTER3 国の役割と政府のお仕事

  • 国の役割って?
  • ルールの穴をふさごう
  • 政府の仕事ってなに?
  • 政府にできること、できないこと
  • お金のバランスを取ろう
  • 解説

CHAPTER4 景気と物価

  • 値段の決まり方
  • 物価の決まり方
  • 物価を上げよう
  • 景気を良くしよう
  • ハイパーインフレーションってなに?
  • 解説

CHAPTER5 投機と債券

  • 投機バブルってなに?
  • 住民の債券ってなに?
  • 金融危機ってなに?
  • 株券ってなに?
  • 解説

CHAPTER6 貿易と為替

  • 貿易をしよう(お金がない場合)
  • 貿易をしよう(お金がある場合)
  • 為替レートってどうやって変わるの?
  • 通貨発行は為替にどう影響するの?
  • 関税ってなに?
  • 変動(固定)相場制ってなに?
  • 島の力を強くしよう
  • 解説

CHAPTER7 課題と未来

  • 国のシステムってなに?
  • 資本主義の課題
  • 持続可能にしよう
  • 理想の主義ってなに?
  • 大切なもの
  • 解説

おわりに

本書のポイント

つけ麺たろう
つけ麺たろう

これが分かればバッチリ…!

ポイントは「お金だけでは価値が無い」ということ

お金だけでは価値が無いということを理解することが重要です。

経済を理解しようとすると、大きな話過ぎて、イメージがつきづらいでしょう。しかし、100人の島だったら、という例え話をすると、その全体像が理解しやすくなります。

そして、お金という存在が、現代では大きくなりすぎていて、どうやったらお金を稼げるのか、どうやったらお金持ちになれるのか、というテーマに囚われている人が多いように思います。

しかし、お金自体に価値があるのでしょうか?お金は昔は存在しなかったものだと知っていますでしょうか?

答えとしては、以前は人々がそれぞれ農業やサービス業、公務などの役割を果たし、各々が生産したものを交換して生活していました。その時に、物々交換では扱いづらいため、交換券のような存在としてお金を使われるようになりました。

ですので、お金=労働力、みんなの頑張り。というような意味合いにもなってきます。別の言い方をすると、物資が無ければお金は機能しません。お金だけあっても意味がない。

そう考えると、投機にはあまり意味が無いようにも思います…。

また、100人の島がそれぞれ家族やとっても仲良しであれば、助け合って生活することもできるでしょうが、異なる価値観を持った人たちの集合体であれば、ルールが必要になります。それが政府であり、法律であると考えることができます。

全体を把握することで、目の前の細かな事象も多面的な考え方ができます。

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