Vol.0044 現代病「集中できない」を知力に変える 読む力 最新スキル大全 脳が超スピード化し、しかもクリエイティブに動き出す!(著者:佐々木 俊尚)

ビジネス・経済>>ビジネス・経営>>仕事術・整理術

発売年月日 2022/01/28

つけ麺たろう
つけ麺たろう

社会人になってから、たくさんのビジネス書を読んできました。
読んだ本の数は、なんと1500冊以上!

あなたが抱える悩みや課題を、おなじように経験した先人たちがたくさんいます。
そして、あなたが抱えるような悩みや課題は、すでに解決されていることがほとんど…。

ビジネス書には「仕事の攻略法」がたくさん載っていると言えるでしょう。

S-BOOKSでは、私がいままで読んできた本の中から、厳選して紹介しています。

目次をすべて公開しているので、それを読むだけでも参考になると思いますよ。
ぜひインプットしてみてください。

つけ麺たろう
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本の中身を詳しく知りたくなった方は、ぜひ書店でお買い求めください!

本書の目次

はじめに

  • 「読み方の最新スキル」を、すべて1冊にまとめた理由
  • 「集中力のいらない」インプット・アウトプット術は、いくらでも可能だ
  • 脳を「クリエイティブな状態」にしておくコツがある
  • わたしもずっと「知」と縁遠い存在だった
  • いまこそ「読む力」が決定的に重要な時代

序章 まずは現代の知的生産に必須の「5つの大前提」を知る

  • 大前提1 まずメディアを「4つのタイプ」に分類する
    • メディアは4種類に分けられる
    • 「ホリゾンタル(水平)メディア」と「バーティカル(垂直)メディア」という分け方
    • 「中立的か」「偏りがあるか」という分け方
  • 大前提2 「アウトライン→視点→全体像」という順番の流れをつくる
    • 1本の記事では「断片」しか理解できない
    • 「いくつもの視点」を知ることで、「全体像」が見えてくる
  • 大前提3 「読むこと」の大きな目的は「多様な視点」を獲得すること
    • 「さまざまな視点」を得ることが、読むことの大きな目的
    • 「正解はないが、さまざまな見方がある」ことを知る
    • 知に向き合う謙虚さが必要
  • 大前提4 読むことで得た「知識」「視点」を血肉にするのが最終目標
    • 「さまざまな知識や視点」を獲得すると、「さまざまな概念」が学べる
    • 「たくさんの概念」を集めると、「世界観」をスケッチできる
    • 「世界観」から、自分のための「血肉」を育てる
  • 大前提5 「集中力がない」のが現代人。「散漫力」を逆活用する
    • 仕事中、「余計なもの」をつい見てしまう
    • 「スマホをしまえ」には無理がある
    • 平凡な一般人だって、ものすごく集中できるときはある
    • 大事な人と一緒にいるときも、食事中も、スマホを見てしまう
    • だからといって、いまさらスマホは手放せない
    • 集中力をつけるのはあきらめよう
    • 「だらだら」は長続きする
    • 「持続しない集中力」「散漫力」は利用してしまえばいい

第1章 まず「落とし穴」を見極め、「読むべきもの」を選別する

――情報源をふるいにかける

  • まずは「落とし穴」「雑味」を排除するところから始める
  • ネットの落とし穴 「偏りが強いメディア」を見るときは、厳重な「取り扱い注意」が必要
    • 「偏りが強いメディア」の3つの例
  • ネットの落とし穴への対策 「偏りが強いメディア」を見抜く7つのポイント
    • 見抜くポイント① 出来事の構図を単純にしすぎて、しかも断言していないか
    • 見抜くポイント② 誰かを「悪者」にしたてて、対立を煽っていないか
    • 見抜くポイント③ 「要注意ワード」が含まれていないか
    • 見抜くポイント④ 匿名の証言やコメントが多すぎないか、ニュースソースが不明ではないか
    • 見抜くポイント⑤ 「明らかな陰謀論」が書かれていないか
    • 見抜くポイント⑥ 「わたしだけが知っている隠された真実」を根拠にしていないか
    • 見抜くポイント⑦ 「正しさ」「正解」に過剰に頼っていないか
  • SNSの落とし穴1 デマ情報がSNSを経由して入ってくる
    • あらゆる情報がSNSに流れ込んでくる
    • ネットのあやしげな情報が、SNSの人間関係を経由して入ってくる
    • 「どういう人間関係をつくっているか」で流れてくる情報が決まってしまう
  • SNSの落とし穴2 「新しい分断」が広がっている
    • SNSで毎日繰り広げられる、無限に続くドッジボールみたいな球のぶつけ合い
    • コラム 現代は「新しい分断」の時代
  • SNSの落とし穴3 信念が増幅される「エコチェンバー」の怖さ。人間関係にヒビが入ることも
  • SNSの落とし穴への対策 SNSを「人間関係用」を「情報収集用」で分けて使う
    • 「人間関係のためのSNS」と「情報収集のためのSNS」を分ける ― 「フェイスブック」「インスタグラム」「LINE」の使い方
  • 新聞の落とし穴1 新聞は「扱う分野」はフラットで公平だが、「中身」は公平とは言いがたい
    • かつては新聞やテレビの情報を信頼していればよかった
    • 新聞がフラットで公平なのは「分野」だけ
    • 新聞の部数が激減するにつれて、各紙の政治的立ち位置は、逆に左右に明確になった
    • 「背景を読み解く力」が必要
  • 新聞の落とし穴2 「社会部の記事」には、とくに薄っぺらくて表面的なものが多い
    • 社会部時代に記者として実感したこと
    • 根強く残る「座学で学ぶより、足で覚えろ」という精神論
  • 新聞の落とし穴への対策 新聞は「自分があまり詳しくない分野の入り口」に活用するのがポイント ― 新聞とウェブの情報の両方を「いいとこどり」すればいい
    • 新聞にも「使いよう」がある
    • 世の中を知る「入り口」に、新聞は使える

第2章 ネットは「何を」見ればいいのか

――良質な「プッシュ情報」と「プル情報」を同時に手に入れる

  • 「プッシュ情報」と「プル情報」という分け方
  • 「プッシュ情報」に頼ると、やっかいな2つの問題が起きる
  • いかにして「良質なプル情報」をとりにいくか
  • サイトの記事は「何を」「どう」見ればいいか ― 「RSSリーダー」を使って、新聞の記事の見出しをまとめてチェックする
    • それでも「RSSリーダー」をすすめる理由
    • わたしが「RSSリーダー」を使いつづける理由
    • 「RSSリーダー」の使い方
    • 二刀流のすすめ ― 「フィードリー」を使いこなす
  • 記事を3つのカテゴリーに分類する
    • カテゴリーをどう分類するか
    • カテゴリー分類には、3つの大事なノウハウがある
  • カテゴリー分類のノウハウ① 記事選択の予備段階になる「キュレーションサイト」を活用する
    • 「2NN 2ちゃんねるニュース速報+ナビ」を活用する
    • コラム 英語記事の読み方
  • カテゴリー分類のノウハウ② カテゴリーに合わせて「フィードリー」の表示を変える
  • カテゴリー分類のノウハウ③ 「必ず読むカテゴリー」と「忙しいときは読まなくてもいいカテゴリー」を分ける
  • 「有料メディア」はこう使いこなす
    • 有料メディアの使い方
    • 「有料メディア=記事の質がいい」は間違い。厳選する必要がある
  • 有料メディアを選ぶ3つのポイント
    • 有料メディアを選ぶポイント① 「専門家の知識」があるメディアか
      • 「メディアの専門性」という視点
    • 有料メディアを選ぶポイント② 「日本のメディアにはない視点」があるか
    • 有料メディアを選ぶポイント③ 「深い取材や分析」があるか

第3章 SNSをどう使いこなすか

――「情報ツール」としてツイッターを使いこなす。SNSでの「プル情報」のとり方

  • 「情報ツール」としてのツイッターを使いこなす秘訣
    • 「情報ツール」としてツイッターをすすめる理由
    • ツイッターを「情報ツール」として使う実践例 ― 新型コロナの情報を追う
    • 「前はまともだったが、ワイドショーに出まくるようになって過激になった」
    • ツイッターで「魔界」に堕ち、「悪名人」になってしまう人たち
    • 「まっとうな専門家」と「魔界の専門家」をどう見分けるか
  • わたしが考案した5段階「ツイッター追跡メソッド」
    • 段階① その記事について、ツイッターでどうコメントされているか
    • 段階② それらのコメントは、専門的見地からのものかどうか
      • コラム 省庁のウェブサイトを読むときのポイント
    • 段階③ それらのコメント投稿者のプロフィールはどうか
    • 段階④ それらのコメント投稿者は乱暴な言葉づかいをしていないか
      • コラム なぜ中途半端な知識の人ほど、すぐに断言するのか?
    • 段階⑤ これらの基準をクリアした専門家はフォローし、リストに入れる
  • 「信頼できる専門家リスト」を自分でつくる方法
    • 「信頼がどう変遷していくか」もウォッチできる
    • 人は変わる。専門家も変化する
    • 信頼できるリストは、自分で徐々につくっていくしかない
    • さまざまな分野で「信頼できるツイッターリスト」を持つ「情報王」ににある

第4章 選んだ記事をどう読み、どう整理・保存するか。情報整理の方法

――「あとで読む」アプリを使う。「ポケット」が最強の理由

  • 選んだ記事の読み方、整理の仕方
    • ピックアップした記事をどう読み、どう整理・保存するか
    • 「見出しをチェックする=瞬発力勝負」「本文を読む=持続力勝負」
    • 「あとで読む」アプリでは「ポケット」が最強
    • 「今日読んだ経済メディアの記事が、半年後や数年後に突然役に立つ」こともある
    • 「ポケット」に入れた記事は、すべてアーカイブになる
    • 「永久保存だ」と判断した記事は、さらに「メモアプリ」にも保存する
  • 「何を」「どう」投稿するか ― わたしの方法
    • 朝8時に、10本前後、記事をツイッターで投稿する理由
    • 予約投稿できるアプリ「バッファ」を使う
    • 選んだ記事をSNSに投稿する目的① 純然たるシェアの精神
    • 選んだ記事をSNSに投稿する目的② 情報を集める「精神的な強制力」が生じる
    • 選んだ記事をSNSに投稿する目的③ 過去に読んだ記事を見つけやすくする
      • コラム 人間の記憶には「意味記憶」と「エピソード記憶」がある
    • SNSでマウンティングしたがる人たち

第5章 本は「何を」「どう」読めばいいか

――本の見つけ方&選び方、具体的な読み方、名著を読むコツ、電子書籍&リアル書店の活用法

  • 本を読む意味と目的
    • 書籍を読むべき理由
    • 5000文字を超えるウェブ記事は読まれにくい
    • 優れた書籍は、1冊で「多様な視点」を与えてくれる
    • 勉強の本も娯楽の本も、すべて「自分にとって楽しみな本」に統合してしまう
  • 読む本の選び方1 電子書籍で買う本と、9つのメリット
    • 電子書籍のメリット① 手軽にどこにいても変える
    • 電子書籍のメリット② 試し読みできる
    • 電子書籍のメリット③ あるテーマの全体像をさっと得られる
    • 電子書籍のメリット④ 文章を検索できる
    • 電子書籍のメリット⑤ 文章をコピペできる
    • 電子書籍のメリット⑥ リンクを張れる
    • 電子書籍のメリット⑦ 大きな文字で読める
    • 電子書籍のメリット⑧ 分厚い本でも読み進めるハードルが低い
      • コラム 「ずっと読みつづけていたい」と思える良書は?
    • 電子書籍のメリット⑨ 本棚が不要で、場所をとらず、端末をなくしても大丈夫
    • 「電子書籍は読みにくい」は慣れの問題
  • 読む本の選び方2 紙で買う本と、保管の仕方
    • 紙で買う本は?
    • 紙の本の保管法
    • 「上限の冊数」をまず決め、そこを絶対に死守する
    • 「上限の冊数」を超えた分は「本の棚卸し」をする
    • 未読の本は増やしすぎないことが大切
      • コラム 電子書籍の保管法は?
  • 読む本の選び方3 リアル書店の活用法
    • リアル書店には「価値」がある
    • 「本を発見しやすい書店」がある
    • 書店さんの「目利き」で、書棚のパワーはまったく変わる
    • 自分だけの「セレンディピティにあふれた本屋さん」は?
      • コラム わたしにとって「セレンディピティにあふれた本屋さん」は?
    • いい本屋さんには「本棚の文脈」がある
  • 読む本の選び方4 本の紹介記事を活用する
    • いい本をネットで見つける方法① 出版社のサイト
    • いい本をネットで見つける方法② 読書専門サイト
    • いい本をネットで見つける方法③ 熱量の高い一般サイト
  • 読む本の選び方5 いま読むべき本は、こう選ぶ
    • いま読むべき本の選び方① その本との相性を知る
    • いま読むべき本の選び方② 自分の読書スキルが足りているかを知る
    • いま読むべき本の選び方③ まずは冒頭30ページを読んでみる
    • いま読むべき本の選び方④ 「向いていない」「無理だ」と思ったら、いったん潔くあきらめる
    • いま読むべき本の選び方⑤ 「いま読んで楽しい本」を読む。楽しいから「知肉」になる
  • 本の具体的な読み方
    • 本の読み方① 付箋やハイライト機能を使い、気になる文章をチェックする
    • 本の読み方② 1冊の本の中で、抽象的で難しそうな部分こそ、丁寧に熟読する
    • 本の読み方③ 「メモアプリ」に、重要部分をコピペして整理する
      • コラム キンドルでコピペする裏ワザは?
    • 本の読み方④ 「メモアプリ」への保存をしつつ、同時に本も読み進める
    • 本の読み方⑤ 「その文章の何に感銘を受けたか」短い覚え書きも一緒に書く
    • 本の読み方⑥ 参考文献リストや引用を参考に「広げていく読書」も可能
  • 名著・難解な本を読むコツ
    • 名著・難解な本を、相性やスキル不足のために手放すのはもったいない
    • 『罪と罰』を例に、読みこなすコツを解説すると
    • 名著を読みこなすコツ① まず署名でグーグル検索し、解説している記事や書評を読む
    • 名著を読みこなすコツ② アマゾンの商品ページで、レビューを読む
    • 名著を読みこなすコツ③ 平易な入門本や解説本を購入して読む
    • 名著を読みこなすコツ④ NHKの『100分de名著』シリーズがあれば、とくにおすすめ
    • 名著を読みこなすコツ⑤ 漫画版や映画版を探す
    • 名著は「多様な視点」を学ぶための素材
  • 実用書、ビジネス書、自己啓発書の読み方
    • 実用書の読み方
    • ビジネス書の読み方 ― 3つのタイプに分類する
    • 自己啓発書の読み方 ― 正解に見えるものは、たいてい「後出しジャンケン」
    • 人は誰でも、自分の無限のパワーを信じたいもの
    • 「後出しジャンケン」のきれいごとを鵜呑みにしてはいけない
      • コラム 自己啓発書は「カンフル剤」のようなもの?
  • 本は「いつ」「どこで」読むのか
    • 「集中力を長時間、保てない時代」の読書術
    • わたしの読書スタイル① スキマ時間で1日2時間捻出する
    • わたしの読書スタイル② とにかく小刻みに読む
      • コラム ミニマリストに学ぶ読書のヒント
    • わたしの読書スタイル③ 「ミニマリスト読書」を体得しよう

第6章 知識や情報を活用するカギは「2つの保存」を使い分けることだ

――「4つのステップ」で、自分のための「知肉」を育てる

  • 情報を「知肉」にできるかは「情報の保存」のやり方次第
  • 「2つの保存」を使い分ける ― 「頭の中に保存するもの」と「コンピューターへ保存するもの」
    • 「頭の中に保存」と「コンピューターへ保存」
    • 「コンピューターへ保存」のデメリットは?
    • 「乱雑な情報」をつなぎ合わせて「小説(物語)」をつくる
    • 「人間の頭」と「コンピューター」が協力し、苦手なところを補い合う
  • 具体的な「2つの保存」のノウハウ ― 「分類」「フォルダ分け」は不要
    • 分類やフォルダ分けが可能なのは、情報が少ないうちだけ
    • 検索しないように「タグ」や「見出し」をつける、そのコツは?
      • コラム ツイッターも「とっかかり」になる
    • 『罪と罰』なら、何をどう保存すればいいか
  • 何を「頭に保存」し、何を「コンピューターへ保存」するか ― 『罪と罰』『100分de名著』を例に解説
    • 「メモアプリ」に保存した箇所
    • 抜き出した「メモ」から「概念」をつかむ
    • メモは「コンピューターへ保存」し、概念は「頭の中に保存」する
    • つかんだ「3つの概念」から、「世界観」をスケッチする
    • 「世界観」から、自分のための「知肉」を育てる
    • 「ふっと思い出し」から、「さまざまな概念」を相互に結びつけていく
    • 「概念」が結びつくと、自分の中で「新たな世界観」「新たな知肉」が生まれる
    • 「知肉」を育てる4つのステップを整理すると
  • 知と知を結びつける方法 ― 無意識の領域の「コビトさんたち」
    • 知と知を結びつけてくれる「無意識の領域」で働く献身的な「コビトさんたち」
    • 「無意識の領域のコビトさんたち」が働いてくれる「エサ」をばらまく

第7章 脳をクリアな状態にする「二刀流」のすすめ

――日常の雑務を徹底的に効率化し、時間を捻出するために、ツールは何を使うか

  • 脳の中の雑多なノイズは、できるだけ排除する
  • 脳をクリアな状態にする「二刀流」のすすめ ― 「情報は乱雑でもかまわない」「頭の中はクリアだ」
    • 仕事場の机の上に置いてあるもの
    • 「神」が舞い降りてくる準備をする
      • コラム 神社は神が舞い降りる「清浄な空間」
    • 脳をクリアな状態にするための2つの提案
  • 脳をクリアな状態にする方法1 雑務を徹底的に効率化する ― 「スケジュール管理」「タスク管理」「道順」「請求書」
    • ノイズになる雑務は、外部に追い出してしまおう
    • スケジュール管理は「グーグル カレンダー」、タスク管理は「マイクロソフト トゥードゥー」
    • 道順は「グーグル マップ」→「グーグル キープ」がいちばん確認しやすい
    • 「グーグル キープ」その他のおすすめの使い方は?
    • 請求書の発行は、専用アプリ「Misoca(ミソカ)」が最強
  • 脳をクリアな状態にする方法2 「情報系ブラウザ」と「雑務系ブラウザ」を使い分ける
    • 用途に応じて、ブラウザを使い分ける ― 「情報系ブラウザ」と「雑務系ブラウザ」
  • 紙の資料・書類、名刺の保管の仕方
    • 紙の資料・書類は、即座にスキャン
      • コラム おすすめのスキャナーは?
    • 名刺の管理も超簡単
  • メモや原稿は「Bear(ベア)」を活用する
    • メモや原稿を「Bear(ベア)」を使って書く理由
    • 雑務から解放され、人間らしさを取り戻すためにクラウドは存在する

第8章 散漫力を活用し「最適なインターバル」で仕事を回す!「マルチタスクワーキング」の秘訣

――タスクを組み合わせ、「短い集中」を積み重ねる

  • 集中力とどう付き合うか
    • 「散漫力」という「新しい姿勢」
    • 「散漫さ」をうまくコントロールできれば、仕事はいくらでもこなせる
    • 「舞い降り」は、じつは集中して考えていないときこそ、やってきてくれる
    • 仕事には「舞い降り」と「タスク」の2種類ある
    • 考え方を大転換する ― 集中しなくても「タスク」がはかどればいい
    • 「マルチタスクワーキング」のすすめ
    • 「やるべきこと」を棚卸しする
    • 「重いタスク」「軽いタスク」に分ける実践例
      • ①情報を収集する
      • ②書籍や資料を読む
      • ③企画書や構成案、プレゼン資料などさまざまなドキュメントを作成する
      • ④原稿を書く
      • ⑤請求書作成や支払い、メールチェックなどの雑務
      • ⑥息抜き
    • まず「軽いタスク」からスタートし、次に「重いタスク」に移る
  • 作業がはかどる「インターバル」のとり方
    • 「最適なインターバル」をどう設定するか
    • 有名な「ポモドーロ・テクニック」という考え方
    • 「面倒くさい方法」「複雑な方法」は長続きしない
      • コラム 厳密で剛性の高いものは壊れやすい ― 「脆い」の反対語は?
    • 「まず3分程度」に設定し、そこから「最大15分」まで延ばしていく
    • インターバルは「いちばん重いタスク」に合わせる
    • 「もう少しやりたい」という気持ちが残っていることが大切
    • 飢餓感が「舞い降り」をもたらす
      • コラム 「飽きる直前」にアラームを鳴らす大切さ
  • 作業効率を高めるツール
    • 作業効率を高めるツール① 「時間を計測するツール」はこう使う
    • 作業効率を高めるツール② 「リマインダーのアプリ」はこう使う
    • 複数の電子デバイスを、どう使い分けるか
    • デバイスやブラウザを使い分けると、気持ちの切り替えが容易になる
  • やる気が出ないときの対処法
    • やる気がまったく出ないときは、どうすればいい?
      • コラム 「ブートストラップ(長靴の吊り紐)」という考え方
    • 「頭を使わないタスク」を「ブートストラップ」にする ― とにかく始めれば、脳みそは動き出す
    • 「最低限の努力」だけで集中できるインターバルを少しずつ確保する

おわりに

  • 「学び」の本質は、さまざまな知識を「統合」していくこと
  • 「ワークライフバランス」より大切なこと
  • 「ワークライフインテグレーション」のすすめ

本書のポイント

つけ麺たろう
つけ麺たろう

これが分かればバッチリ…!

ポイントは「有料コンテンツ=良質ではない。評価するための軸を持て」ということ

読書の最終目標は、さまざまた知肉を育てること。さまざまな知識や視点を獲得すると、物事を立体的に把握し、認識できる。

概念をつかみ、概念を集めて世界観をスケッチ。世界観から、自分のための知肉を育てる。

世の中にはありとあらゆるソース(情報源)があるが、それらは少なからず偏りがある。それは主観が入っているから。AIで出力した文章であっても、AIが分析したソースに偏りがあると、出力する文章にも偏りが生じる。

そのことを理解した上で、できる限りの多面的なソースから情報を獲得することが大事。

有料コンテンツ=良質な情報、という公式も誤っている。

頭のなかに概念を入れておくと、無意識に頭の中のコビトさんが引っ張ってきてくれる。なので、何かしらの事象を見たときに、降って降りてくることがある。それは、漠然と情報や概念が頭の中に残っているから。ソースを読み、それをじぶんの言葉に変換できれば良いかもしれない。

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