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発売年月日 2022/03/02
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社会人になってから、たくさんのビジネス書を読んできました。
読んだ本の数は、なんと1500冊以上!
あなたが抱える悩みや課題を、おなじように経験した先人たちがたくさんいます。
そして、あなたが抱えるような悩みや課題は、すでに解決されていることがほとんど…。
ビジネス書には「仕事の攻略法」がたくさん載っていると言えるでしょう。
S-BOOKSでは、私がいままで読んできた本の中から、厳選して紹介しています。
目次をすべて公開しているので、それを読むだけでも参考になると思いますよ。
ぜひインプットしてみてください。
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本の中身を詳しく知りたくなった方は、ぜひ書店でお買い求めください!
本作品は、ビジネスにおける数値にまつわる本です。仕事ができる人=数字を使って思考している人、と言えるでしょう。
しかし、数字=左脳=ロジカルシンキング、というような関連付けができそうですが、数値を考えれば考えるほど、自然と人が見えてきます。かなり人間くさい思考法なんです。
優秀な人は必ず身に着けているスキル。是非、習得してください!
本書の目次
はじめに――いったん数字で考える思考法
- 「数字以外のこと」は最後の最後に
- いかなるときも、いったん「数字」で考える
- 「安心」のための数値化ではない
- お互いの「誤解」をなくしてくれるもの
- 数字は「感情」を切り離してくれる
- 「言葉は過剰」「数字は不足」の世の中
- 数字のあとに「自分らしさ」が出てくる
- 数字はとことん「客観的」にしてくれる
序章 「数値化の鬼」とは何か
- 数字の「ネガティブ」を取り除こう
- 数字はつねに「未来」のためにある
- 評価せらずを得ない「結果」を出そう
- 数字がないから「不満」が生まれる
- 日頃から「数字のある会話」をしているだろうか
- 1日を「数字」で振り返ってみる
- 言い訳の多い「中堅社員」の共通点
- 数値化ができる人は「失敗」が当たり前になる
- 「自分に甘い人」の考え方のクセ
- 「気合い」でなんとかするな
- 「仕事ができる人」になる5つのステップとは
- 「ニセモノの数値化」にダマされるな
- 序章の実践 「数値化」をクセづける
第1章 数を打つところから始まる――「行動量」の話
- 「仕事ができる人」の共通認識とは何か
- ビジネスは「結果」ファーストで
- やり方は人それぞれで「自由」
- 数値化とは「PDCA」を回すことである
- 識学流PDCAの考え方とは
- 数値化は「なんとなく」を許さない
- 「D」の回数を「行動量」とする
- 「数をこなす」こそ基本中の基本
- 「数をこなす」ためのすぐやる仕組み
- 目標のための目標、「KPI」という概念
- 「行動制約」を明らかにする
- 「意味」は遅れて理解できる
- 「D」に素早く移れるマネジメント環境を整える
- 「やってればいいんでしょ」という安心材料は危険
- 優秀なプレーヤーが犯す「伝え方」のミス
- 優秀なマネジャーは「1つずつの式」にする
- 目標は「いつでも思い出せる数字」でないと意味がない
- 目標とは「地図」である
- 識学流の目標は「5つ以内」
- それでも「数値化」が難しいとき
- 「自分のこと」しかしなくなる?
- 「チームあっての個人」を徹底する
- 1章の実践 「PDCA」をやってみる
第2章 あなたの動きを止めるもの――「確率」の話
- 「伸び悩む人」に共通する考え方
- 「成長を諦めた人」の既得権益
- 現状維持では「沈む」時代
- 「確率のワナ」に注意しよう
- 「失敗」が怖くなってしまう数値化のクセ
- 「確率では勝ってる」という自己評価
- 出世しておかないと「評論家」になってしまう
- 目標の「%」には気をつける
- 組織と個人が「ブレーキ」を踏むとき
- 「働かないおじさん」を生まないための仕組みづくり
- 「インセンティブ制度」にも弊害がある
- 「連続性」を評価しよう
- 評価にゼロはない。「プラスか、マイナスか」だ
- ゼロ評価がないと人はどう考えるのか
- 「平均のウソ」にもダマされてはいけない
- 「平均だから大丈夫」という誘惑
- 「数字の中身」にうるさい人になろう
- 「自然の法則」を乗り越える
- 2章の実践 「数字のウソ」を見抜く
第3章 やるべきこと、やらなくてもいいこと――「変数」の話
- 「変えられるもの」と「変えられないもの」を見分ける
- 2つの「頭の悪さ」とは
- どこに「×」が隠れているのか
- 「変数」こそが仕事の成果につながる
- プロセスの「型」を身につける
- 仕事の「中身」を細かく砕く
- 「なぜ?」を繰り返して変数を明らかにする
- いち早く「変数」に気づけるプレーヤーになる
- 「行動レベル」にまで分ける
- 「答え」を与えられても意味がない
- 「変数じゃないもの」に固執しない
- 「やった気になること」を排除せよ
- 意味を「後付け」していないだろうか
- 「変数だったかどうか」を確認する
- うまくいったら攻める、失敗したら考える
- 他人の成功論はすべて「変数」ではなく「仮説」
- すべては「個人的な体験談」
- 上司からの「プロセス介入」も「仮説」である
- 仮説という前提で「シェア」しよう
- 「変数」が「変数」でなくなるとき
- 「もっといい変数はないか」という視点
- 3章の実践 「変数」を見つける
第4章 過去の成功を捨て続ける――「真の変数」の話
- 「変数」は放っておくとどんどん増えていく
- 「やらないこと」を先に決める
- 変数を減らす「2つのアプローチ」
- 「KPIを変える」という手段
- 変数の中から「1つ」に絞り込む
- マネジメントの「難易度」を上げるな
- とりあえず「真の変数」を1つ決める
- できるマネジャーは「変数」を減らす
- 「それは変数ではない」というフィードバック
- 「変えられないこと」を言い訳にさせない
- 「社内の変数」を減らしているか
- 社内の「偏り」に気づく
- 人の「バラツキ」を取り除く
- 「カリスマ」への依存は危険な状態
- 「環境のせい」にする経営者は経営者失格だ
- コントロールできるもの、できないもの
- とにかく迷ったら「変数」で考える
- 分けて、分けて、さらに分ける
- 「重要なこと」から着手する
- 4章の実践 「変数」を減らす
第5章 遠くの自分から逆算する――「長い期間」の話
- 「短期的」と「長期的」の2つの視点
- 「時間を味方につける」という言葉の本質
- 長期的に見ると数字は「一定ではない」
- 短期的には損だけど、長期的には得なこと
- 「5年後はどうか」をセットで考える
- 長期的に考えるプレーヤーとは
- 安心感を持つか、危機感を持つか
- 「短期から長期、長期から短期」へ逆算する
- 逆算すると「つながり」ができる
- 長期的に考えざるを得ない「環境づくり」
- 評価に組み込む「時間軸」
- 数字が「遅れてついてくる」プレーヤーを信じられるか
- 「次なるトップ」を生み出すために
- 5章の実践 「長い期間」で考える
終章 数値化の限界
- 「数字がすべてではない」のステージに行くために
- 「成長している実感」こそ最大の目的
- 「ハングリー精神」を作り出すには
- 限られた時間内に「本業」で力を出せ
- 「やりがい」「達成感」は最後の楽しみに
おわりに
本書のポイント
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これが分かればバッチリ…!
ポイントは「数値で可視化することが重要」ということ
いわば、成果を上げる組織というものは、数字で考えることが浸透しているように思います。企業は売上という数字で成り立っているからです。
逆算していくと、行動という数字で結果=売上が成り立っていることが分かります。そこで、どのような貢献をしたのか?どんな行動をとったのか、などを数字で分析していくことで、客観的な評価にもつながります。曖昧な評価だけでは不満が溜まりますよね。数字で考えることは土台の話なんです。
ただ、数字はとても大事ですが、数字で考えるだけでは意味がありません。なぜならば「数字で考えること」は手段だからです。
数字で考えることは、曖昧さをなくし、客観的に誰もが同じ理解ができる状態をつくることができる。現状を明確に認識することができる。ただ、それは何のためにするのか?と考えた時に、行動に活かすためだと分かります。
数字で考えられなくなった組織は、曖昧な評価が蔓延し、どうがんばればよいか分からない。といった、悪循環が生まれることは予想しやすいことでしょう。
・・・
本作品は、成長したいビジネスパーソンにオススメです!
何をどう頑張ったら良いか、数字が教えてくれます。
本作品では、数字の思考法を身に着けた先の世界についても、言及しています。
具体的な数字の思考法を身に着ける方法も載っているので、ぜひ読んでみてください。
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