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発売年月日:2016/04/03
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社会人になってから、たくさんのビジネス書を読んできました。
読んだ本の数は、なんと1500冊以上!
あなたが抱える悩みや課題を、おなじように経験した先人たちがたくさんいます。
そして、あなたが抱えるような悩みや課題は、すでに解決されていることがほとんど…。
ビジネス書には「仕事の攻略法」がたくさん載っていると言えるでしょう。
S-BOOKSでは、私がいままで読んできた本の中から、厳選して紹介しています。
目次をすべて公開しているので、それを読むだけでも参考になると思いますよ。
ぜひインプットしてみてください。
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本の中身を詳しく知りたくなった方は、ぜひ書店でお買い求めください!
本書の目次
プロローグ USJがTDLを超えた日
第1章 USJの成功の秘密はマーケティングにあり
- V字回復の着眼点とマーケティングの役割
- 変えたのは1つだけ
- なぜ「消費者視点」は簡単にできないのか?
第2章 日本のほとんどの企業はマーケティングができていない
- 多くの日本企業は「技術志向」に陥っている
- TVCMから日本のマーケティングの現状を考える
- マーケティングはもともと日本にはなかった学問
- マーケティングが日本で発達してこなかった理由
- 「技術」と「マーケティング」の両方を手に入れた企業が勝つ
第3章 マーケティングの本質とは何か?
- マーケターって誰のこと?
- マーケティングって何?
- マーケティングの本質
第4章 「戦略」を学ぼう
- 戦略って何?
- 戦略的に考えることってどういうこと?
- 良い戦略と悪い戦略をどう見分けるのか?
第5章 マーケティング・フレームワークを学ぼう
- マーケティング・フレームワークの全体像
- 1.戦略分析(Assessing The Landscape)
- 2.目的の設定(OBJECTIVE)
- 3.WHO(誰に売るのか?)
- 4.WHAT(何を売るのか?)
- 5.HOW(どうやって売るのか?)
- WHO・WHAT・HOWが全てうまくいくとビジネスは爆発する!
第6章 マーケティングが日本を救う!
- 日本って素晴らしい
- 日本人の戦術的な強み
- 合理的に準備して、精神的に戦う
- マーケティングが日本を救う
第7章 私はどうやってマーケターになったのか?
- 会社と結婚してはいけない
- 「実践経験」の積み重ねでしかマーケターは育たない
- 人を育てる伝統
- 成長できる環境で貪欲に泳ぐ
第8章 マーケターに向いている人、いない人
- マーケターに向いている4つの適正
- 「スペシャリスト」か「ゼネラリスト」か?
- マーケターに向いていない人
第9章 キャリアはどうやって作るのか?
- うどん屋の大将の年収は決まっている
- 玉数を知った上で、必ず好きな台に座ること
- 会社ではなく「職能」を選ぶ
- 強みを伸ばして成功する
- なかなか変われないのはなぜか?
- 自分の強みを知るにはどうするか?
- 常に前向きに、目的を持つ
エピローグ 未来のマーケターの皆さんへ
本書のポイント
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これが分かればバッチリ…!
ポイントは「マーケティングの本質は、売れる仕組みの構築」ということ
マーケティングについて、実践に基づきノウハウをまとめた本です。
USJが変わった考え方とは?そのヒントはマーケティングにあります。
作る側(事業者)は、消費者的感覚から自然に遠ざかっていく性質がある、と本作品では述べられています。技術を突き詰め、驚きと発見を生み出すだめに日夜努力する…。
ただ、消費者からすると、そこまでしなくて良いのに。とか、ぶっとびすぎてよくわからない。となりがちです。
マーケッターとは、消費者の代弁者であるとも述べられています。
マーケティングの本質とは「売れる仕組みを作ること」です。どうやって売れるようにするのかと言うと、消費者と商品の接点を制する(コントロールする)ことで売れるようにするのです。
P68
コントロールすべき消費者との接点は主に3つあります。
1.消費者の頭の中を制する。
2.店頭(買う場所)を制する。
3.商品の使用体験を制する。
とにもかくにも、消費者から認知され、選ばれる存在となり、リピートされる存在にUSJはなったということです。
この本を読むと、USJにマーケティングが取り込まれていく具体的なプロセスや考え方が分かります。
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