Vol.0020 人を惹きつける人間力 新しい人格を創る(著者:ボブ・コンクリン)

ビジネス実用・自己啓発

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発売年月日:2003/05/20

つけ麺たろう
つけ麺たろう

社会人になってから、たくさんのビジネス書を読んできました。
読んだ本の数は、なんと1500冊以上!

あなたが抱える悩みや課題を、おなじように経験した先人たちがたくさんいます。
そして、あなたが抱えるような悩みや課題は、すでに解決されていることがほとんど…。

ビジネス書には「仕事の攻略法」がたくさん載っていると言えるでしょう。

S-BOOKSでは、私がいままで読んできた本の中から、厳選して紹介しています。

目次をすべて公開しているので、それを読むだけでも参考になると思いますよ。
ぜひインプットしてみてください。

つけ麺たろう
つけ麺たろう

本の中身を詳しく知りたくなった方は、ぜひ書店でお買い求めください!

本書の目次

著者まえがき――日本の読者の皆様に

はじめに――この本によって魅力的な人間になるには

第1章 今日、新しい人生に目ざめよう

第2章 すべてを変える魔法の力”熱意”

第3章 和を保つ三つのステップ

第4章 相手を協力させる方法

第5章 まず期待ありき

第6章 説得するために質問の力を使うこと

第7章 あなたを重要人物にする公式

第8章 一歩ひいでる心構え

第9章 人を動かす

第10章 風の中に寄りかかること

第11章 論争を避けること

第12章 責任感を養う

第13章 ものの頼み方

第14章 相手を味方にする方法

第15章 説得力とコミュニケーション

第16章 人に好かれる話し方

第17章 話し方を改善する三つの原則

第18章 相手の心をとらえる六つのルール

第19章 明るい人間関係を維持する

第20章 人を惹きつける人間力を持つ人々

訳者あとがき

本書のポイント

つけ麺たろう
つけ麺たろう

これが分かればバッチリ…!

ポイントは「熱意こそが、人を魅力的にする」ということ

「人は中身で勝負!」…とは言うものの、第一印象で損をしてしまうことってありますよね。人間性というものは、部分だけで見られるものではなく、その人の雰囲気や見た目が全体評価になってしまうことが往々にしてあります。

実は、熱意こそ人を惹きつける最大の武器になるんです。

本書では、人間関係を円滑にし、周囲に良い影響を与えるためのコミュニケーションの方法を紹介しています。
人は簡単には変わらない。だからこそ、意識的な努力が必要なんです。熱意を持ち、努力をする。そうすれば行動が変わっていきます。

思考→行動→感情は密接に繋がっています。

日々の生活の中で、ちょっとした心がけを意識することで、大きな変化を生み出すことができるでしょう。

「笑顔を心がける」「相手の立場に立って考える」「親切にする」「積極的にコミュニケーションをとる」「相手の名前を覚える」など、具体的な行動指針を提示しています。

  • コミュニケーションの鍵は質問力:「なぜ?」と問いかけることで、相手との相互理解を深め、より良い関係を築くことができます。
  • 相手を尊重し、敬意を払う:人は、自分が大切にされていると感じると、心を開きやすくなります。
  • 「あなた」または「私たち」:相手に「当事者意識」を持たせることで、協力関係を築きやすくなります。
  • 責任感を与える:相手に判断を委ねることで、責任感を促し、主体的な行動を促します。
  • 「してほしい」ことは、きちんと伝える:遠慮せずに、自分の要望を明確に伝えましょう。
  • 相手の話に耳を傾ける:良い聞き手であることは、良い話し手であることと同じくらい重要です。

本書で紹介されているテクニックを実践することで、あなたも周囲から魅力的な人間として見られるようになるでしょう。

そして、魅力的な人間になるためには、人というものが本来どういったものなのかを理解することも大事です。人間は成長した子供です。重要な人物だと感じてもらわないといけません。(そう感じてもらえれば、人は嬉しくなる。一方で、感じてもらえなければ、人は拗ねてしまう。そう、無邪気な子供のように)

自分のことを考えている時間が90%であって、それが当たり前なものだと言います。そうすると、一握りの人間になるためには、20%でも、30%でも、日とに意識を向けるだけでいい。相手の名前を呼ぶ。ということも、その一つの手段です。相手のエゴを縮小させてはいけません。利己的な存在だから。

上手な話し手とは、上手な聴き手のことだ。聴いている時に、相手に最も良い印象を与えているのである。

説得力のある人間になるための十戒

  • 01 上手に説得できると思うこと。
  • 02 説得のためには質問の力を使うこと。
  • 03 他人に自分は重要な存在であると思わせること。
  • 04 相手の見地に立って語ること。
  • 05 他人を行動に介入させること。
  • 06 大きな点を得るために、小さな点を譲れ。
  • 07 決して、決して、決して言い争わないこと。
  • 08 相手が自分の立場を公平に判断するように相手に判断をまかせること。
  • 09 明確に力強く、そして機知をもって頼むことを怠らないこと。
  • 10 相手があなたに行為を持ち続けるようにすること。

熱意こそが、人間力を向上させる。そして、誰しもが等しく持つことができるものである。

・・・

本作品は、自分を変えたいけれど、どうしたら良いか分からない。と思っている方にオススメです!
熱意は誰でも持てるものです。そして、その熱意の使い方を知れば、あとは実践するだけですね。

本作品を読むと、より詳しい方法論や、筆者の考え方が分かります。オススメです。

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