Vol.0062 20歳の自分に受けさせたい文章講義(著者:古賀 史健)

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発売年月日 2012/01/27

つけ麺たろう
つけ麺たろう

社会人になってから、たくさんのビジネス書を読んできました。
読んだ本の数は、なんと1500冊以上!

あなたが抱える悩みや課題を、おなじように経験した先人たちがたくさんいます。
そして、あなたが抱えるような悩みや課題は、すでに解決されていることがほとんど…。

ビジネス書には「仕事の攻略法」がたくさん載っていると言えるでしょう。

S-BOOKSでは、私がいままで読んできた本の中から、厳選して紹介しています。

目次をすべて公開しているので、それを読むだけでも参考になると思いますよ。
ぜひインプットしてみてください。

つけ麺たろう
つけ麺たろう

本の中身を詳しく知りたくなった方は、ぜひ書店でお買い求めください!

本書の目次

はじめに「話せるのに書けない!」のはなぜか?

  • 文章がうまくなる必要なんてない
  • 「話し言葉」を「書き言葉」に変換するノウハウ
  • 学校の作文はすべて忘れよう
  • 書くこととは、考えることである

ガイダンス その気持ちを「翻訳」しよう

  • うまく言葉にできない、頭の中の「ぐるぐる」
  • なぜ〝翻訳〟が必要なのか?
  • 「頭の中が見せられるなら見せるんだ」
  • 「あー、面白かった」しか言えない人
  • 聞いた話を〝自分の言葉〟で誰かに話す
  • 「地図・絵・写真」を言葉にしてみる
  • 「書く時代」が訪れる前に

第1講 文章は「リズム」で決まる

  • 文体とは「リズム」である
  • 「リズムの悪い文章」はなぜ読みにくいのか?
  • 「バカバカバカ」と笑う女子高生
  • リズムのカギは接続詞にある
  • 美文びぶんよりも「正文せいぶん」を目指す理由
  • ローリング・ストーンズに学ぶ文章術
  • 文章の「視覚的リズム」とは?
  • 句読点は「1行にひとつ」
  • 改行のタイミングは早くていい
  • 漢字とひらがなのバランスを考える
  • 音読してなにをチェックするのか
  • 断定はハイリスク・ハイリターン

第2講 構成は「眼」で考える

  • 文章の面白さは「構成」から生まれる
  • 起承転結は悪なのか?
  • 文章のカメラワークを考える
  • 導入は「映画の予告編」のつもりで
  • 予告編の基本3パターン
  • 論理展開のマトリョーシカ人形
  • すべての文章には〝主張〟が必要だ
  • 〝理由〟と〝事実〟はどこにあるか
  • 〝面倒くさい細部〟を描く
  • 構成の〝絵コンテ〟をつくる
  • 文字量を〝眼〟でかぞえる

第3講 読者の「椅子」に座る

  • あなたにも〝読者〟がいる
  • 「10年前の自分」に語りかける
  • たったひとりの〝あの人〟に向けて書く
  • 「わかるヤツにわかればいい」のウソ
  • 「生理的に嫌いな文章」に注目する
  • 読者は「どんな姿勢で」読んでいるか
  • 〝説得〟せずに〝納得〟させる
  • 人は「他人事」では動かない
  • 〝仮説&検証〟で読者をプレーヤーにする
  • 読者を巻き込む「起〝転〟承結」
  • 冒頭に「真逆まぎゃくの一般論」をもってくる
  • 読者と一緒に「寄り道」をしよう
  • 自分の文章に自分でツッコミを入れる
  • 「大きなウソ」は許されるが、「小さなウソ」は許されない
  • 「わかったこと」だけを書く
  • 目からウロコを何枚落とすか?
  • なぜ「あなたにも〝読者〟がいる」のか?

第4講 原稿に「ハサミ」を入れる

  • 右手にペンを、左手にはハサミを
  • 「なにを書くか?」ではなく「なにを書かないか?」
  • 伝わる文章は〝オレンジジュース〟
  • まずは頭の中の〝ぐるぐる〟を紙に書き出す
  • 下手な文章術より映画に学べ
  • 「もったいない」のサンクコスト
  • なぜ文章を切り刻むのか?
  • 図に描き起こすことができるか? 映像は思い浮かぶか?
  • 行き詰まったらフォントを変えてみる
  • 1回ではダメ。2回は読み返す
  • 「いい文章」とはなにか

おわりに 

本書のポイント

つけ麺たろう
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これが分かればバッチリ…!

ポイントは「編集する数だけ文章がうまくなる。とにかく書き出す」ということ

話すことと書くことは別物である。そして、書こうとしても書けない。まずは、頭の中にあるものをそのまま出してみる。最初はおかしな文章でも良いと思う。ひとはゼロから考えるのは大変だけど、何かの文章があって、それにケチをつけるのは得意。

それは、必ずしも誰か他の人に、自分の頭の中を書き出したものにケチをつけてもらって、良くしていこうと言うわけではない。

今日の自分が書いた文章は、明日の自分は新鮮な感覚で見てくれる。ようはケチつけてくれる。

編集者になった気分で、1回、2回と読み直せば、たいていは良くなる。そうすると、文章というものはどんどん上手くなっていく。

話せるのに書けないな、と思う人は、まずなんでもいいから書き始める。書き始めることはできるけど、文章がうまくないな、と思う人は他の日の自分に助けてもらう。そこまでやってできた文章が、いまの自分のレベル。(そこまで行ければ及第点)その先は、いろんなテクニックがあるから、インプットしていくと良い。

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