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発売年月日 2021/11/18
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つけ麺たろう
社会人になってから、たくさんのビジネス書を読んできました。
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ビジネス書には「仕事の攻略法」がたくさん載っていると言えるでしょう。
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つけ麺たろう
本の中身を詳しく知りたくなった方は、ぜひ書店でお買い求めください!
本書の目次
はじめに あなたの職場はなぜ「たるんでいる」のか? ―― 堀田創
- トップ起業家らも通う「リーダーの学校」
- 「行動」ではなく「認知」を変える
- 「親分肌」も「いい人キャラ」もいらない
- チームが自然に生まれ変わった!
- 本当のリーダーがやるべきたった1つの仕事
第1章 内側から人を動かす
リーダーを悩ませる「チーム内の熱量差」という問題
- 「何もわかってない!」 ── リーダーが抱える想い
- 「モチベーション幻想」に縛られていないか?
- 真面目なリーダーほど「やる気の低下」を気にする
優秀だったリーダーが「無能」になっていくメカニズム
- もはや「上司のプレッシャー」は効かない
- 「人の心を動かすもの」が変わった!
「内面から人を動かす」とはどういうことか
- 部下のやる気は「火炙り」では高まらない
- 「絶対にこれを実現したい!」 ── 「内側」から人を動かす原理①
- 「やれる気しかしない!」 ── 「内側」から人を動かす原理②
最高のチームは「圧倒的エフィカシー」から生まれる
- 「できる手応え」と「できる能力」は別問題
- 「根拠なき自信」の持ち方は、認知科学が教えてくれる
第2章 エフィカシーの認知科学
認知科学的に考える ── リーダーのための「心のしくみ」入門
- 人間の心が「コンピュータ」だとしたら? ── 計算論的アプローチ
- 「心」を無視していないか? ── 行動主義へのアンチテーゼ
- 部下の行動にはどんな「ものの見方」が隠れているか
「内部モデル」を変えないと、人の行動は変わらない
- まず世界観を変えよう ── 認知科学がリーダー論に与える最大の示唆
- 「やる気が出ない部下」の脳内で起きていること
- 無意識のシステムだから「直接」には変えられない
- 「もっと自覚を持て!」ほどクソな助言はない
人と組織を進化させる「ゴール設定」2つの条件
- 脳は「投影」に臨場感を抱く ── 「プロジェクション」の考え方
- 「もう『ピンチがチャンス』にしか見えない……!」
- それは「心から自分自身がやりたいこと」か? ── ゴール設定の条件①
- 「現状の内側」にとどまってはいないか? ── ゴール設定の条件②
「これまでどおりよろしく」がチームを腐らせる
- 「できる気しかしない」=「ゴール世界への臨場感」
- ジョブズの「現実歪曲フィールド」の秘密
- まずリーダーからはじめよ ── チームが自然に生まれ変わる2段階
第3章 リーダーはHave toを捨てよ
「やりたいこと」よりも「やりたくないこと」に目を向ける
- リーダーは「Have toまみれ」で当然
- 「見えにくい・捨てにくい」がHave toの本質
- 「やっていること」をリスト化し、まず脳内でやめてみる
- 「Want toの仮面」をつくり出すコンプレックス感情
- 「憧れ」や「貢献欲」の内側にもHave toは入り込む
「本気でやりたいこと」が見えないリーダーはどうするべきか
- “らしさ”は「得意なこと」のなかに眠っている
- 子ども時代に夢中になったことは何か?
- 「昔から繰り返していること」はその人だけの才能
人・チームの生まれ変わりを邪魔する「心理的ホメオスタシス」
- 「やるぞ!」と思えた昨晩はなんだったのか…
- 太っているのは、“太っている自分”が快適だから
- 自分のホメオスタシスには気づけない
脳のからくりをハックするリーダーの「決断」
- チームの「平熱」を変えろ
- ホメオスタシスを味方につけ、チームの駆動力にする
- 決断とは「認知上の片づけ」。勇気や気合いはいらない
- なぜ決断が「見える世界」を変えるのか
「決めても続かないリーダー」に欠けているもの
- 「捨てる決断」をした人には「捨て方」が見えてくる
- 未来を「先取り」する認知環境のデザイン
- 「雑用こそリーダーの役目だ」という考え方のワナ
- 認知を「リバウンド」させない工夫 ── アファメーション
第4章 パーパスを「自分ごと化」する
なぜ現場のマネジャーにこそ「組織のパーパス」が有用なのか
- 会社は本来、「現状の外側のゴール」を持っている
- 優秀なリーダーは「経営理念」を役立てる
- 「できる」にしがみつかず、「やりたい」の極地を目指す
- 「業界トップになる」がパーパスと呼べないワケ
「小さな理想」と「大きな欲望」を重ね合わせる
- 働く意味がわからなくなったリーダーの話 ── 「自分ごと化」の全プロセス
- 会社に「理念らしきもの」がないとき ── 危険な「自分ごと化」パターン
- 五感を駆使して「最高の世界」を思い描く
- まず「自分自身のリーダー」になろう
第5章 メンバー全員Want to
「メンバーがやりたいこと」との正しい向き合い方
- みんな「自分なりに」がんばっている
- 集団的エフィカシー実現の3ステップ
- なぜ「部署飲み」は、リーダーシップにとって無意味なのか?
- 自分ごと化の「波及プロセス」をデザインする
メンバーの「本音」を引き出す1on1の技術
- 部下の「現状維持マインド」を刺激していないか?
- 本人に見えていない才能を見抜く ── 1on1の具体例
- なぜ「謙虚すぎる部下」は危ういのか ── 才能を見えなくするもの
- 人のWant toは1つとはかぎらない
- 「誘導」「説得」「しゃべりすぎ」は絶対NG!
- リーダーも「自己開示」しよう
組織のパーパスが「自分ごと化」される瞬間
- 会社への「絶対的な帰依」はまったく無用
- 一致点が見えないのは、抽象度が足りていないから
- 部下の夢を肯定できないリーダーは最悪である
- 全員のWant toをチーム内で見せ合おう
- 強いチームほど「らしさの解像度」が高い
「過去のダメ出し」をやめて、「未来の先取り」の場をつくる
- 「やらなくていい仕事」「守らなくていいルール」を捨てる
- リーダーは「面談の3タイプ」を使い分けよう
- 「過去を語る面談」と「未来を語る面談」を混ぜない
- 部下に「なぜ?」と問うのをやめる
- 「PDCA」は人からエフィカシーを奪う
- OODA型の「最も現代的なリーダーシップ」
第6章 組織のパーパスをつくり、浸透させる
トップリーダーになる人の「理念」をつくる思考法
- 「パーパスがいい加減な会社」からは、人が離れていく
- その未来像は「現状の内側」に閉じこもっていないか?
- 大事なのは「言葉」ではなく「物語」
組織に「思想」を根づかせるKPI設定のやり方
- 「105%成長」の目標設定が「低体温の組織」を生む
- 人の評価基準に「ウソ」がないか
- かつての「現状の外側」に安住していないか?
総論 チームが自然に生まれ変わるには?
- リーダーシップの5原則
- まず「3割」を変えよう。そこから進化がはじまる
- 「居心地のいい職場」は褒め言葉ではない
おわりに 組織の進化を創る ── 李英俊
本書のポイント
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つけ麺たろう
これが分かればバッチリ…!
ポイントは「未来の目的を解像度高く言えれば、チームは自走する」ということ
チームを変えるためには、メンバーの内部モデルを変えること。やる気を出させたり、モチベーションを上げようと躍起になってはいけない。
とにかく、未来の目的を描き、できそうな気しかしない=臨場感がめちゃくちゃ高い未来があれば、駆動する。そのゴールに向かって走れる。
ただし、その未来に大義がないといけない。スティーブ・ジョブズの現実歪曲フィールドやイーロン・マスクの火星の話などは、人の心を動かす。なにより、本人もやりたいだろうから。
最終的には、自分事になるかどうかがポイント。組織に染まれというわけではない。運命共同体である以上、メンバーもリーダーもうまく使おうよって。
組織に潰されることほど不毛な話はない。どうせやるから、熱量が高く熱く燃えることを。

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