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発売年月日 2021/03/03
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本書の目次
PartⅠ プロダクトの成功
Chapter 1 プロダクトの成功とは
- 1.1 プロダクトの成功を定義する3要素
- 1.1.1 ビジョン
- 1.1.2 ユーザー価値
- 1.1.3 事業収益
- 1.2 プロダクトの成功はバランス
- 1.3 プロダクトステージごとの成功
- 1.3.1 プロダクトマーケットフィット
- 1.3.2 プロダクトのステージとその成功
Chatper2 プロダクトマネージャーの役割
- 2.1 プロダクトマネージャーの2種類の仕事
- 2.1.1 プロダクトマネージャーに必要な3つの領域
- 2.2 プロダクトとは
- 2.2.1 プロダクトとプロダクト群
- 2.2.2 事業とプロダクトの関係
- 2.2.3 プロダクトとプロジェクトの違い
- 2.3 プロダクトをつくるチーム
- 2.3.1 プロダクト志向のチームとは
- 2.3.2 機能型組織とプロダクトチーム
- 2.3.3 代表的なプロダクトチームのメンバー
Chapter3 プロダクトマネージャーの仕事とスキルの全体像
- 3.1 プロダクトを網羅的に検討するための4階層
- 3.1.1 プロダクトのCore、Why、What、How
- 3.1.2 各階層に整合性をもたせるFit&Refine
- 3.2 プロダクトマネージャーに必要なスキル
- 3.2.1 発想力
- 3.2.2 計画力
- 3.2.3 実行力
- 3.2.4 仮説検証力
- 3.2.5 リスク管理力
- 3.2.6 チーム構想力
PartⅡ プロダクトを育てる
Chapter4 プロダクトの4階層
- 4.1 プロダクトのCore:ミッションとビジョン、事業戦略
- 4.2 プロダクトのWhy:「誰」を「どんな状態にしたいか」、なぜ自社がするのか
- 4.3 プロダクトのWhat:ユーザー体験、ビジネスモデル、ロードマップ
- 4.4 プロダクトのHow:ユーザーインターフェース、設計と実装、Go To Marketなど
- 4.5 プロダクトの4階層の中における仮説検証
- 4.6 プロダクトの方針を可視化する
- 4.6.1 リーンキャンバス
- 4.6.2 マイルストーン
- 4.7 プロダクトをつくる心構え
- 4.7.1 仮説検証の重要性
- 4.7.2 MVPとは
- 4.7.3 新しいアイデアを発想する
Chapter5 プロダクトのCore
- 5.1 プロダクトが向かうミッションとビジョン
- 5.1.1 プロダクトの世界観とは
- 5.1.2 プロダクトの世界観のつくり方
- 5.1.3 プロダクトを成功させるためのルール
- 5.2 事業戦略
- 5.2.1 全社戦略と事業戦略
- 5.2.2 事業戦略とは
- ケーススタディ:プロダクトのCoreの検討
Chapter6 プロダクトのWhy
- 6.1 ターゲットユーザーと価値の組合せを選ぶ
- 6.1.1 バリュー・プロポジションキャンバス――カスタマープロフィールを書く
- 6.1.2 バリュー・プロポジションキャンバス――バリューマップを書く
- 6.2 なぜ自社がするのか
- 6.2.1 外部環境を分析する
- 6.2.2 強みと弱みを分析する
- 6.2.3 ターゲットと価値の方針を定める
- 6.3 ペインとゲインの仮説検証
- 6.3.1 ペインとゲインを仮説検証するユーザーインタビュー
- 6.4 プロダクトのCoreとのFit&Refine
- 6.4.1 プロダクトのWhyをまとめる
- 6.4.2 Fit&Refineを確認する
- ケーススタディ:プロダクトのWhyの検討
Chapter7 プロダクトのWhat
- 7.1 解決策を発想する
- 7.2 何をつくるのか――ユーザー体験
- 7.2.1 ユーザー体験とは
- 7.2.2 ユーザーを理解する
- 7.2.3 ユーザーのゴールを知る
- 7.2.4 ユーザーの行動や期待値を知る――メンタルモデルダイアグラム
- 7.2.5 カスタマージャーニーを設計する
- 7.2.6 ワイヤーフレームを描く
- 7.3 何をつくるのか――ビジネスモデル
- 7.3.1 ビジネスモデルキャンバスとは
- 7.3.2 ソリューションを仮説検証するユーザーインタビュー
- 7.4 どのような優先度で取り組むか
- 7.4.1 ロードマップを策定する
- 7.4.2 プロジェクトのマイルストーンを可視化する
- 7.4.3 評価指標を立てる
- 7.5 プロダクトのWhyとのFit&Refine
- 7.5.1 プロダクトのWhat検討後に気をつけるべきポイント
- ケーススタデイ:プロダクトのWhatの検討
Chapter8 プロダクトのHow
- 8.1 プロダクトバックログをつくる
- 8.1.1 プロダクトバックログとは
- 8.1.2 プロダクトバックログアイテムに優先度をつける
- 8.1.3 プロダクトバックログアイテムを見積もる
- 8.2 ユーザーにプロダクトを提供する仕組みを整える(GTM)
- 8.2.1 プライバシーポリシーと利用規約
- 8.2.2 プロダクトの価格を決める
- 8.2.3 マーケティング施策を検討する
- 8.2.4 営業やサポート体制を整える
- 8.3 リリースの前にすべきこと
- 8.3.1 実装が終わったら成果物に触る
- 8.3.2 障害に備える
- 8.4 プロダクトのWhatとのFit&Refine
- 8.5 リリースする
- 8.6 次の改善のために
- 8.6.1 KPIレポート
- 8.6.2 ユーザーフィードバックレポート
- 8.6.3 リリースのふりかえり
- 8.6.4 仮説に答えを出す
- 8.6.5 プロダクトのCore、Why、What、Howを見直す
- ケーススタディ:プロダクトのHowの検討
PartⅢ ステークホルダーをまとめ、プロダクトチームを率いる
Chapter9 プロダクトマネージャーを取り巻くチーム
- 9.1 代表的な他の役割との責任分担
- 9.1.1 ステークホルダーとの関係性
- 9.1.2 プロダクトチームとの関係性
- 9.1.3 プロダクトマーケティングマネージャーとの関係性
- 9.1.4 その他の機能型組織のマネージャーとの関係性
- 9.2 プロダクトマネージャーの組織
- 9.2.1 プロダクトマネージャーの組織でプロダクトを分担する
- 9.3 「ステークホルダーをまとめ、プロダクトチームを率いる」とは
- 9.3.1 リーダーシップとは何か
- 9.3.2 マネジメントスタイルの違いを理解する
- 9.3.3 影響力の獲得
Chapter10 チームとステークホルダーを率いる
- 10.1 多岐点がある場合の情報共有で注意すべきこと
- 10.2 プロダクトに関する情報の透明化
- 10.2.1 コミュニケーションを可視化する
- 10.2.2 プロダクトの全体像を可視化する
- 10.2.3 いつ、何を、どの優先度で実施するのかを可視化する
- 10.2.4 プロダクトの現在の進捗を可視化する
- 10.3 チームビルディング
- 10.3.1 よいチームと心理的安全性
- 10.3.2 心理的安全性のつくり方
- 10.3.3 内製度の違いを理解する
- 10.3.4 チームの発展段階に応じたチームづくり
- 10.3.5 関係者間のキックオフ
- 10.3.6 「プロダクトコンセプト」のキックオフ――インセプションデッキ
- 10.3.7 開発を「どのように進行するか」のキックオフ
- 10.3.8 共通の目標に向かう(OKR)
- 10.3.9 ふりかえり
Chapter11 チームでプロダクトをつくるためのテクニック
- 11.1 ドキュメンテーション
- 11.2 コーチング
- 11.3 ファシリテーション
- 11.4 プレゼンテーション
- 11.5 ネゴシエーション
PartⅣ プロダクトの置かれた状況を理解する
Chapter12 プロダクトステージによるふるまい方の違い
- 12.1 プロダクトのライフサイクルの捉え方
- 12.1.1 プロダクトライフサイクル
- 12.1.2 カスタマーアダプション
- 12.2 ステージごとの違いを理解する
- 12.2.1 0 → 1:イノベーター系プロダクトマネージャー
- 12.2.2 1 → 10:グロース系プロダクトマネージャー
- 12.2.3 10 → 100:タウンビルダー系プロダクトマネージャー
- 12.2.4 終焉
Chapter13 ビジネス形態によるふるまい方の違い
- 13.1 BtoCプロダクト
- 13.1.1 BtoCプロダクトの特徴
- 13.1.2 BtoCのプロダクトマネージャーに求められること
- 13.1.3 BtoCプロダクトの成功の測定
- 13.2 BtoBプロダクト
- 13.2.1 BtoBプロダクトの特徴
- 13.2.2 BtoBのプロダクトマネージャーに求められること
- 13.2.3 BtoBプロダクトの成功の測定
Chapter14 未知のビジネスドメインに挑む
- 14.1 なぜビジネスドメイン知識が必要なのか
- 14.2 未知のビジネスドメインに挑むときのふるまい方――グローバル展開
- 14.2.1 サプライチェーンに由来すること
- 14.2.2 プロダクトの市場に由来すること
- 14.2.3 海外企業の日本進出に由来すること
- 14.2.4 グローバル展開を考えるときに必要なこと
- 14.2.5 参入対象国の選び方
- 14.3 未知のビジネスドメインを学ぶ方法
- 14.3.1 プロダクトランドスケープ
- 14.3.2 モチベーション分析
- 14.3.3 対立スコープ
- 14.3.4 トレードオフを発見する
- 14.4 ドメイン知識をプロダクトチームで理解する
- 14.4.1 ランチ・アンド・ラーン
- 14.4.2 クラッシュコース
- 14.4.3 テックトーク、エキスパートトーク
- 14.4.4 ファイヤーサイドチャット
- 14.4.5 ファイブ・イン・ファイブ
- 14.5 ビジネスドメインの法規制を理解する
Chapter15 技術要素の違いによるふるまい方の違い
- 15.1 ハードウェアプロダクト
- 15.1.1 ハードウェアプロダクトの特徴
- 15.1.2 ハードウェアとIoT
- 15.1.3 ハードウェアのプロダクトマネージャーに求められること
- 15.2 AIプロダクト
- 15.2.1 AIプロダクトマネージャーに求められること
- 15.2.2 AIプロダクトの成功の測定
PartⅤ プロダクトマネージャーと組織の成長
Chapter16 プロダクトマネジメントと組織
- 16.1 プロダクトマネジメントを組織に導入する方法
- 16.2 プロダクト志向組織への移行ステップ
- 16.2.1 プロダクトの4階層をつくる
- 16.3 ジョブディスクリプションにより責任範囲を明確にする
Chapter17 プロダクトマネージャーのスキルの伸ばし方
- 17.1 プロダクトマネージャーになるための方法
- 17.1.1 立ち位置を決める
- 17.1.2 自分なりのプロダクトマネージャー像を組み立てる
- 17.1.3 プロダクトマネージャーの1日
- 17.1.4 プロダクトマネージャーへのステップを踏み出す
- 17.2 プロダクトマネージャーとしてのスキルの育て方
- 17.2.1 「土壌」を選ぶ
- 17.2.2 スキルを育てるために必要な好奇心の3軸
- 17.2.3 プロダクトマネージャーと人材モデル
- 17.3 プロダクトマネージャーに求められる知識の適度な深さとは
- 17.3.1 プロダクトマネージャーは知的総合格闘家
- 17.3.2 知識の深さをチェックする3つの視点
- 17.4 知識やスキルをアップデートする方法
- 17.5 W型モデルで自分のスキルをマッピングしてみよう
- 17.5.1 プロダクトマネジメント組織の成長
Chapter18 プロダクトマネージャーのキャリア
- 18.1 プロダクトマネージャーの肩書と役割
- 18.2 プロダクトマネージャーを務めたあとのキャリア
PartⅥ プロダクトマネージャーに必要な基礎知識
Chapter19 ビジネスの基礎知識
- 19.1 収益、コスト、ビジネス環境の基礎知識
- 19.1.1 ビジネスの基本構造
- 19.1.2 収益モデル
- 19.1.3 収益モデル選定の際に気をつけるべきこと
- 19.1.4 収益を拡大するための手法
- 19.1.5 コストの考え方
- 19.1.6 ビジネス環境の変化を知る
- 19.2 パートナーシップを構築する
- 19.2.1 パートナーシップとは
- 19.2.2 パートナーエコシステムの型
- 19.2.3 プロダクト戦略に合わせたパートナーシップを構築する
- 19.3 指標を計測し、数字を読む
- 19.3.1 プロダクトでよく使われる代表的な指標
- 19.3.2 サブスクリプションモデルでよく使われる指標
- 19.3.3 データを収集するための技術的な知識
- 19.3.4 データを読み解くための統計的な知識
- 19.4 知的財産の扱い
- 19.4.1 基本的な知的財産権
- 19.4.2 知的財産権を保護する
Chapter20 UXの基礎知識
- 20.1 UIデザイン、UXデザインの基礎知識
- 20.1.1 デザインを学ぶときのマインドセット
- 20.1.2 デザイン6原則
- 20.1.3 ビジュアルの階層化
- 20.1.4 デザイナーとのコミュニケーション
- 20.2 マーケティング施策
- 20.2.1 マーケティングとは
- 20.2.2 マーケティング・ミックス
- 20.2.3 消費行動モデル
- 20.2.4 メディアの種類
- 20.3 プライバシーポリシーと利用規約をつくる
- 20.3.1 プライバシーポリシー
- 20.3.2 利用規約
Chapter21 テクノロジーの基礎知識
- 21.1 プロダクトの品質を保つ
- 21.1.1 プロダクトの品質との向き合い方
- 21.1.2 品質の基準をもつ
- 21.1.3 ソフトウェアテスト
- 21.1.4 QA担当者とのかかわり
- 21.1.5 技術的負債
- 21.2 開発手法の基礎知識
- 21.2.1 DevOps
- 21.2.2 ウォーターフォール開発とアジャイル開発
- 21.2.3 プロジェクトマネジメント
- 21.3 ソフトウェアの基礎知識
- 21.3.1 ソフトウェアの中の仕組み
- 21.3.2 ネットワーク技術の基本
- 21.3.3 データベースの基本
- 21.4 セキュリティを強化する
- 21.4.1 セキュリティとは
- 21.4.2 セキュリティの基本
- 21.4.3 セキュリティインシデントへの対応
- 21.4.4 セキュリティを理解しておくべき理由
Appendix1 プロダクトマネージャーのためのセルフチェックリスト
Appendix2 プロダクトの4階層とフレームワークの対応表
Appendix3 推薦図書と講座
- あとがき
- 謝辞
- 索引
- 会員特典について
- 本書に関するお問い合わせ
本書のポイント
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これが分かればバッチリ…!
ポイントは「プロダクトマネジメントは、ブレない軸が大事」ということ
まず、本書は「プロダクトマネジメントとは何だろう?」と思っている初学者の方にとっては、全貌を知るためには優れていると思います。そして、ある程度、プロダクトマネジメントの経験を積んだ方にとっては、自分が何ができていて、何が足りないのかをチェックするために使えると思います。
プロダクトマネジメントにおいて、4階層が特に大事だと感じました。
Core・Why・What・Howの4階層は、すべて繋がっており、Coreを中心に、WhyやWhatという下位概念を深堀していきます。それぞれの階層がブレなければ、良きプロダクトをチームとして作り上げることができるでしょう。
また、本作品は、各技術や考えについてそこまで深掘りされている訳ではなく、概要+補足文というようなイメージですので、本書をプロダクトマネジメントについて考えるための軸としつつ、他の作品で知見を深めると良いでしょう。(本書には、各項目に沿って、推薦図書も載っているのでお薦めです)
目次を見るだけでも、プロダクトマネジメントについて考えるためのキーワードが散りばめられているのでお薦めです。

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