Vol.0023 人がうごくコンテンツのつくり方(著者:高瀬 敦也)

未分類

ビジネス・経済>>ビジネス・経営>>マーケティング

発売年月日:2018/08/10




つけ麺たろう
つけ麺たろう

社会人になってから、たくさんのビジネス書を読んできました。
読んだ本の数は、なんと1500冊以上!

あなたが抱える悩みや課題を、おなじように経験した先人たちがたくさんいます。
そして、あなたが抱えるような悩みや課題は、すでに解決されていることがほとんど…。

ビジネス書には「仕事の攻略法」がたくさん載っていると言えるでしょう。

S-BOOKSでは、私がいままで読んできた本の中から、厳選して紹介しています。

目次をすべて公開しているので、それを読むだけでも参考になると思いますよ。
ぜひインプットしてみてください。

つけ麺たろう
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本の中身を詳しく知りたくなった方は、ぜひ書店でお買い求めください!




本書の目次

はじめに

序章 コンテンツとは何か

  • 世の中のもの、すべてが「コンテンツ」
  • 「狭める」とコンテンツ化する
  • コンテンツ化はマッチングである

第1章 コンテンツをつくる

  • 「アイデアだけの人」が一番多い
  • コンテンツ化は「制約」があってこそ
  • すべては「目的」が決める
  • コンテンツがコンテンツを生む
  • 既視感を利用する
  • ベタが最強
  • 生活者の気分を考える
  • ターゲットに媚びない
  • とりあえずデカくする
  • とりあえず伏線を張る
  • 誰でもつくれる
  • 「つくる」恐怖心を乗り越える

第2章 コンテンツを広げる

  • 誰にでもではなく「誰か」に刺さるもの
  • 神は細部に宿る
  • ニッチコンテンツとマスコンテンツ
  • 「〇〇のヤツ」と呼ばれるものを
  • 「気持ちわるい」が良い理由
  • 過去に答えがある
  • 「いいカンジ」の言葉をみつける
  • 「マネしやすい」と広がる
  • インフルエンサーに頼りきらない
  • 変えるものと、変えないもの
  • 悪ふざけするタイミング
  • 「続ける」ことで磨かれる

第3章 テクノロジーとコンテンツ

  • すべてはテクノロジーの進歩と共にある
  • 人間の生理に合わせる
  • 差別化は「テクノロジー」を入れること
  • コンテンツがメディアを選ぶ
  • 「ムラ社会」への回帰
  • LIVE動画の勘違い
  • 編集動画の時代
  • 半歩遅れが丁度よい

第4章 コンテンツの終わり

  • コンテンツの究極は一般化
  • 終わらせたフリをして、次に進む
  • 終われないと始まらない
  • ハズれたコンテンツなんて誰も覚えてない
  • 世に出せる環境に感謝する
  • 出したことに意味がある

おわりに




本書のポイント

つけ麺たろう
つけ麺たろう

これが分かればバッチリ…!

ポイントは「コンテンツ=人がうごく目的である」ということ

本作品は、逃走中やノイタミナなどのヒットコンテンツを生み出したプロデューサーの超実践的な本です。

この本を読めば、コンテンツって良く聞くけどなんなの?どうやったら作れるの?ということが、基礎から学べます。

これから企画やコンテンツに関わっていきたい!と思っている人はもちろんのこと、実際に既に関わっている人もおさらいとして読む価値はあると思います。そもそも、ビジネスに関わるすべての人が読んで損はない内容になっていると思います。

コンテンツとはそもそも何なのか?という問いについては、あらゆるものがコンテンツであるという回答になります。

人がうごく理由やきっかけとなるもの=コンテンツと言い換えても良いかもしれません。

マス向けやニッチなどと言ったりしますが、コンテンツにしようと思うと、できる限りニッチに寄せた方が人がうごく目的になりやすいです。万人受けを狙うよりも、限られた層の人に「めっちゃ良い!!」と思ってもらう方が、人の気持ちを動かしますよね。対象を狭めていくことによって、コンテンツ化しやすいと思えばわかりやすいと思います。

ここで本作品からの引用ですが、コンテンツにするための基本的な考え方を教えてくれます。

コンテンツ化するときのポイントは「どこから見るか、誰から見るか」です。
コンテンツ化の第一歩はここにありますし、ここさえ押さえておけば基本的にすべてのモノをコンテンツにしていくことができます。

P 14

そして、コンテンツにおいて重要なことは、世の中に出すということ。どれだけ優れたアイデアでも、人々の手に取ってもらえなければ無いものと同じだからです。

なので、つくり手からすると、とにかく世の中に出すことが大事。

世の中に出す → 受け入れられる → 一般化していく → コンテンツではなくなる

という流れがコンテンツの良い変遷です。最終的には、認知され当たり前になっていく…。それがコンテンツにとっては、一過性で終わらず、良い結果かもしれません。

続いて、とても大事なことを引用します。

一貫してお話してきたのは「人の気持ち」です。コンテンツについて考えるとき、最も大切にすべきことは、そこに人の気持ちがあるのかです。つくり手の気持ちも必要ですし、生活者の気持ちを汲み取ることも必要です。なぜなら、人を動かすのは気持ちだからです。気持ちがないと「伝わらない」からです。
「人がうごく・・・コンテンツのつくり方」は「人がうごく・・・気持ちのつくり方」なのです。

P 234,235

はい。めちゃくちゃ大事なことです。

人の気持ちがすべてと言っても過言ではありません。人の気持ちがうごくかどうか。現実に即しているか。そもそも実行できるものなのか。人の気持ちを中心に、あらゆる点をつなげていくことでコンテンツが成り立ちます。

「人の気持ち」を動かすことができるあらゆるアイデアは、手段であると言えるでしょう。

・・・

本作品は、コンテンツづくりに関わっている方に特にオススメです!

本質について解説してくれる本は、本当に良書です。本作品は「人の気持ち」という普遍なものに対して、最新のテクノロジーという手段をうまく活用しながら、人のうごくコンテンツを作っていこう。そんな再現性のある考えや手法を教えてくれます。

是非、何度も読み返して実践してください!




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