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発売年月日:2022/10/19
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社会人になってから、たくさんのビジネス書を読んできました。
読んだ本の数は、なんと1500冊以上!
あなたが抱える悩みや課題を、おなじように経験した先人たちがたくさんいます。
そして、あなたが抱えるような悩みや課題は、すでに解決されていることがほとんど…。
ビジネス書には「仕事の攻略法」がたくさん載っていると言えるでしょう。
S-BOOKSでは、私がいままで読んできた本の中から、厳選して紹介しています。
目次をすべて公開しているので、それを読むだけでも参考になると思いますよ。
ぜひインプットしてみてください。
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本の中身を詳しく知りたくなった方は、ぜひ書店でお買い求めください!
本書の目次
第1章 百合子の転機 「隠している気持ち」を認めればラクになる
――なにをそんなに守っているの?
- 「不運が連続するとき」は新しい変化の予兆
- モヤモヤを書き出すと、気持ちが整理される
第2章 百合子の試練 「できないこと」を認めれば、道は開ける
――完璧である必要ってあるの?
- 「問題」と「解決策」はセットでやってくる
- 「できないこと」を認めると、相手が心を開く
第3章 百合子の成長 「自分を認める」と人間関係は変わる
――一番恐れていることってなに?
- 「完璧でない自分」を受け入れる人は成長する
- 人は「ダメな自分」を受け入れてもらいたい
- 自分を認めると「相手の気持ち」を理解できる
第4章 さくらの転機 未来を変える「過去からの招待状」
――後悔していることってなに?
- 夢をあきらめた理由
- 後悔していることに「未来の種」が隠されている
第5章 さくらの試練 逃げるのをやめたら、人生はやり直せる
――どうして人と比べるの?
- 自分を好きになれない理由はなに?
- 「自分を粗末に扱う人」は物事がうまくいかない
第6章 さくらの成長 全力でやり切らないと見えない風景
――今の自分をつくっているのはなに?
- 過去を否定していると、自信は持てない
- 呼吸を合わせると、すべてはうまくいく
- 「自分らしさ」は向こうからはやってこない
第7章 さくらの覚醒 他者と調和すると、自分の限界を超えられる
――才能が開花するために必要なことは?
- 「言葉」と「心」がズレているから、悩みが消えない
- 呼吸を合わせると「モノの見方」が変わる
- 「見えているもの」は自分の心がつくっている
第8章 百合子の覚醒 「自分を苦しめていたもの」は宝物に変わる
――答えは一つではない?
- 自分を素直に出せば「未知の扉」が開く
- 楽しむことで「自分らしさ」が引き出される
- 自分を解放したら、相手を尊重できる
第9章 百合子の未来 正解は、自分の歩いてきた道が教えてくれる
――「私の出した答え」を信頼するには?
- ありのままの自分を出したら「安心」の場が生まれる
- 自己開示すると、相手も本音を話してくれる
- 「真の信頼」を得るには……
第10章 さくらの未来 自分との約束を守ると、未来から応援される
――「私の居場所」を見つけるには?
- 過去の自分を許したときに「人との縁」がめぐる
- 自分との約束を守る「本当の人生」
本書のポイント
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これが分かればバッチリ…!
ポイントは「自問自答して、自分の心の声を聴く」ということ
自分がほんとうにやりたいことや、やりたくないことは何なのか。自問自答することがポイントです。
本作品の帯には、”「ありのままの自分」に勇気を持てる本。この本を読むと、きっと「この先、何があっても絶対に大丈夫!」と、心から思える自分になれます。‷と書いてあります。
帯の言葉の通り、本を読んだ時の感想は、自分の心に素直になろう!という言葉でした。「自信」という言葉は、自分を信じると書きます。そんな自信が持てる本です。
本作品は、ストーリー仕立てになっており、百合子とさくらという2名の女性が主人公です。
なんだか、自分との共通点が多いように感じる、どこにでもいる普通の女性。悩んだり、焦ったり、喜んだり、、、。ストーリーを読み進めていくことで、自分の気持ちが晴れやかになっていくような、そんな作品になっています。
作中では、さくらと百合子の心理描写がたくさん描かれています。
その中でも、さくらの心理描写の中で心に残っているところは・・・
過去を否定してきたから、自信が持てなかったんだね。だって、そうだよね。過去の逃げた自分のことをダメだと思っていれば、その延長線上にいる私もダメなやつじゃん。逆に過去に頑張った自分を認めてあげれば、その未来にいる私は自信が持てる。
「未来ノート 1冊のノートで未来を変えた2人の物語」第6章 p159
自分を認めることができれば、ワクワクする世界に歩み出せます。
かっこ悪くても、ダサくても良い。とにかく自分を認められるかどうか。
自分に対して心から「頑張ったね」って言えるのは、自分しかいないのだから。
また、冒頭の百合子は母としての顔、教師としての顔、こうあらねばという思いをとても強く感じました。そこからどのように変わっていくのかが本作品での見どころの一つです。
世間はこう言っているから、常識はこうだから、という発言。自分もよくしがちでした。でも、それって楽しいの?ワクワクするの?と自問自答した時に、必ずしもYESと答えられるものばかりではないハズ。
「学校に行きたくない!」→「学校に行かなきゃダメ!」というやり取りが出てきますが、答えは一つだけではないことを感じました。
自分が自分らしくあれるか?自分に嘘をついていないか?自分をごまかしていないか?
自分を認めるということは、それらをクリアしている状態だと言えます。自分の本当の声に耳を傾けましょう。そんな大切さを教えてくれる作品です。
・・・
本作品は、自分が本当にやりたいことが何なのか分からなくなってきた方やコンプレックスや悩みが尽きない方。
自分に自信が無い方に特にオススメです。
自分がいままで生きてきた経験は、すべて良かったこと。自分の心に正直になれる未来へ向かうことができれば、すべては過程になります。そして、過去の自分を認めることができるかどうかが大事です。じっくり時間をかけても大丈夫です。
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