Vol.0005 やりたいことはよくわかりませんが、私の適職教えてください!(著者:田中 勇一、小林 義崇)

能力・自己改革

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発売年月日:2021/05/29

つけ麺たろう
つけ麺たろう

社会人になってから、たくさんのビジネス書を読んできました。
読んだ本の数は、なんと1500冊以上!

あなたが抱える悩みや課題を、おなじように経験した先人たちがたくさんいます。
そして、あなたが抱えるような悩みや課題は、すでに解決されていることがほとんど…。

ビジネス書には「仕事の攻略法」がたくさん載っていると言えるでしょう。

S-BOOKSでは、私がいままで読んできた本の中から、厳選して紹介しています。

目次をすべて公開しているので、それを読むだけでも参考になると思いますよ。
ぜひインプットしてみてください。

つけ麺たろう
つけ麺たろう

本の中身を詳しく知りたくなった方は、ぜひ書店でお買い求めください!

本書の目次

登場人物紹介

プロローグ

第1章 人生の迷いを生む5つの「誤解」を解く

  • キャリアチェンジの5つの誤解
    • 誤解1 安定した仕事に就くのが一番
    • 誤解2 我慢していれば報われる
    • 誤解3 自分にはやりたいことなんてない
    • 誤解4 やりたいことを仕事にするにはお金や才能がいる
    • 誤解5 失敗したら、二度と這い上がれない
  • 誤解が心に浮かんだら「反論」を書く

第2章 「情熱」に火をつける

  • いきなり「やりたい職業」を探さない
  • わくわくセンサーを作動させる
  • お金や時間がいくらでもあったら、どうする?
  • 場所から考えてみる
  • 過去を振り返って、感情を呼び覚ます
  • ヒントは、自然と手にする本にある
  • 自分の行動を妨げる「トラウマ」と向き合う
  • 自分に嘘をつかない練習
  • AIに奪われない仕事

第3章 「方向性」を仮決めする

  • 方向性は「仮決め」でいい
  • 「100人いても一番になれること」でいい
  • 「自分の強み」が分からない理由
  • 人からの頼まれごとの意味
  • 頼まれごとは、試されごと
  • 特別な才能があるのは幸せ?
  • 欠点を長所として捉え直す
  • 徹底的な差別化で、「幕の内弁当」にならない
  • 積み上げ型の強みを個性と結びつける

第4章 「本当にやりたいこと」をつかむ

  • いきなり「本当にやりたい仕事」を考えない
  • 「やりたいこと」×「強み」=「本当にやりたい仕事」
  • 転職は、年収を最優先にしない
  • 会社にある「見えない資産」
  • なんでもできるからこそリスクもある起業
  • 「やりたいことで起業をする」ということ
  • 「継続できるか」が副業のポイント
  • 「会社に残る」という選択
  • 「自分の強みで助けられる人」を考える
  • 「自分が助けたい人」を考える

第5章 実際に「仕事」にしてみる

  • 仕事は探すものえではなく、創り出すもの
  • まずは小さく始めてみる
  • 「お客様」としてビジネスを体感する
  • 失敗に慣れ、素早く軌道修正
  • 現場に身を置くと見える世界
  • 勝ちを提供し続ける
  • 個性を活かし、「共感」と「信頼」を得る
  • 仕事をミッションワークに昇華する

あとがき

本書のポイント

つけ麺たろう
つけ麺たろう

これが分かればバッチリ…!

ポイントは「豊かに生きるためには、内なる自分とちゃんと話す」ということ

本作品は、適職を選ぶためのノウハウが身に付きます。ただし、本質的な内容になっているため、自分の力でワークをするように読み進めないといけません。

◯◯の方は、コンサルティング業界に転職しましょう。というように具体的なアドバイスがあるわけではありません。

抽象的であるからこそ意味がある。そんな内容になっています。本当にやりたいことが見つかるキッカケに。

職業から探さない。年収を重視しない。など、目から鱗の話が多いです。今まで当たり前のように感じていたことが、そうではないのだと気づかされます。

人生100年時代。1つの会社に就職して、定年退職まで勤めあげるという昔ながらのパターンが、通用しなくなってきていることも、本作品の有用性を証明していると思います。

自分がやりたいことを全うできる人生になっているか。(やりたくないことをやらない、という発想でも良いと思います)

私自身、働くという行為は好きな方だと思いますが、自分にとって価値が無いと思う仕事はしたくないと思っています。自分の気持ちに正直になることはとても大事。自分はどんな分野なら燃えやすいか。職業は具体的ですが、もっと抽象的に考えた方が良い。

自問自答リスト
・わくわくした出来事(出来事、モノ、場所、なんでもOK)
・お金や時間があったらなにをしたいか?(出来事、モノ、場所、なんでもOK)
・どんな場所だったら働きたいか?(働きたい場所、気になる場所)
・書店で自然と手に取ってしまう本は?(気になった本=やりたいこと?)
・過去を振り返ってみると?(特に成功体験)
・トラウマになった体験とは?

転職活動の過程でいまの仕事と他の仕事を比べていく。そうすることで、いまの仕事が良いというパターンもありえます。(大手企業は特にそうかと。選択肢が多いため)

本作品は、本質的な問いかけをずっとされているような感覚になります。ポジティブな感覚です。

豊かに生きるためには、内なる自分とちゃんと話すこと、がポイントです。

仕事で嫌なコトがあった!転職したい!有名企業に行きたい!年収上げたい!みたいな話ではなく・・・自分の気持ちが豊かになるような働き方がしたい。どんな働き方だったらいいだろうか。どんな仕事なら、没頭できる?とか。そういった、自分のやりたいことに耳を傾けるような転職活動が大事です。

まわりがやっているから。とか、付き合いだから。とかで自分の行動を制限していないですか?

私の場合は、付き合いで飲み会にいったり、ランチにいったりをしょっちゅうしていました。自分としては、付き合いで行くことによって、仕事が円滑に進んだり仲が深まって団結力が強まったりするだろうと。そんな風に思っていました。

ただ、それって自分の時間を生きてないよな…。と感じて、可能な限り控えるようにしました。(さすがに全く行かないというのは、仕事に支障が出るので、どうしても行かないといけないという時は行きますよ笑)

そうすると、おもしろいことに、何も変わらなかったんです!!笑

結局、行っても行かなくても同じ。楽しい時もあるが、自分の時間を削ってまでしたいことか?と思った時に、NOだと判断しました。

そのように、なんとなくでやってしまっていることも、自分としっかり会話すれば、改善することができます。

転職に話を戻すと、表面上だけでなく、その会社で長く働けるだろうか。なぜその会社が良いのか。ということは見極めた方が良いと思います。転職エージェントに言われるがまま転職活動をするのではなく、自分の意思を持った上で、サポートしてもらうことが大事です。

・・・

本作品は、ビジネスパーソン全員にオススメです!

今の仕事を続けるか、転職するか、今すぐ考える必要はなくても考え方を知っておくことは大事だと思います。

本作品はストーリー形式で、とても読みやすくなっています!主人公に感情移入して、学べる良作です。

ぜひ手にとって読んでみてください。

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