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発売年月日:2015/03/01
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社会人になってから、たくさんのビジネス書を読んできました。
読んだ本の数は、なんと1500冊以上!
あなたが抱える悩みや課題を、おなじように経験した先人たちがたくさんいます。
そして、あなたが抱えるような悩みや課題は、すでに解決されていることがほとんど…。
ビジネス書には「仕事の攻略法」がたくさん載っていると言えるでしょう。
S-BOOKSでは、私がいままで読んできた本の中から、厳選して紹介しています。
目次をすべて公開しているので、それを読むだけでも参考になると思いますよ。
ぜひインプットしてみてください。
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本の中身を詳しく知りたくなった方は、ぜひ書店でお買い求めください!
本書の目次
はじめに
第1章 焦燥編――企画とはそもそも何なのか
- 企画が持つパラドックス
- 「走りながら考える」の叱咤激励に惑わされるな
- 考えるスイッチを入れよう
- 企画の判定者は女神ではない
- 思ったよりはるかに日本的なグローバル企業
- グローバル企業での企画の勘所
第2章 妄想編――「常識のフェンス」から脳を解放しよう
- 「妄想」「発想」「構想」を区別せよ
- すぐ了承されるアイディアは、古くて使いものにならない
- 「数字」は妄想の友
- 「あるべき姿病」から抜け出そう
- 「別にやらなくてもいいじゃないか」が新発想を引き出す
- 苦手な人や自分を嫌っている人と話をする
第3章 発想編――頭の中にぼんやりと仕切りをつくってみよう
- 求められているものは「仕事」か、それとも「作業」か
- 「問題」と「問題点」は区別できているか
- 「問題点」を「前提剣」と置き換えよ
- 意外に難しい「課題」の整理
- 「〇〇がない」は問題や課題を説明していない
- 「改善」「解決」「解消」を区別すれば解決策の発想が一気に広がる
- 事例崇拝は諸刃の剣
第4章 構想編――発想をビジネスに変えていこう
- 組織を動かすのは結局のところ納得と感動
- 「今そこにある問題」にいきなり踏み込むな
- 「チェンジドライバー」を考える癖をつけよう
- 過去の成功体験の「前提」を確認しよう
- 「地球上」あるいは「業界間」の時間差を武器としよう
- ビッグワードは足が速い
- 求められているものは改革なのか、変革なのか
- 時には「大いなる野望」をもとう
- 成長戦略を考えるための4つのゾーン
- 事業の連携にストーリーが存在するか
- マーケティング・トライアングルは一生ものの武器
- その企画は発想型か、実行型か
- 意外に奥が深い「目的」「目標」の設定
- 「取引」「商い」「事業」を明確に分離せよ
- 正しい戦略は、正しく弱点をもつ
第5章 実現シナリオ編――組織の底辺にある感情を武器としよう
- 今日の午後から何をするか?
- 組織の静止摩擦係数を考えよう
- 箇条書きは思考整理術
- 「調べ事」「考え事」「決め事」に分類せよ
- 「する ー なる」表で、実行に確信をもとう
- 組織設計は「指示」「相談」「具申」の3つを押さえよ
- 「責任」を設計せよ
- “Do things right”と”Do the right things”を区別せよ
- 時にはオーナーは選ぶもの
- プロジェクトとプログラムを混同するな
- 東西対決を、南北対決に変えよう
- 座談と大広間を分けよ
- 「正義は勝ちやすい」と心得よ
第6章 企画書とりまとめ編――議論の触媒を準備し決断を求める
- まずはOffering と Delivery Capabillit の2点だけをまとめよう
- 企画の目次の「ひな形」は存在しない
- 企画の「安心在庫」にはとにかく気をつけよう
- エグゼクティブサマリーこそが正式な企画書だ
- その企画の意義は「新発見」? それとも「新常識」?
- その企画内容は「お昼の話題」になり得るか
- 与えられたフォーマットは、まずは無視せよ、抵抗せよ
- フレームワークはコミュニケーションツールだ
- 「背景」の記述を軽視するな
- アプローチとスケジュールを混同するな
- 「形容詞」と「副詞」を消去してみよ
- 判断と決断を混同させるな
- 「アドバイスください」は世界共通のマジックワード
第7章 説明準備編――「説明」を設計してみよう
- 説明の際は、最低2段階は掘り下げたものを目的とする
- 「次」を取る
- 読むスピードは、話すスピードの300倍
- 傾向と対策の研究に没頭しすぎるな
- 「心の導線」を設計せよ
- プロジェクター利用時は、資料の右下に小さく接続詞を書いておく
- よいメッセージには必ず「反対者」がいる
- 相手にとっての「今の常識」を常時アップデートせよ
- 「これがないから」ではなく「これさえあれば」でいこう
- ビッグワードは聞き手に譲れ
- FAQは、盛り上がり特効薬
- 資料は原則、事前配布しない
- 資料は必ず1日以上干す
- 自分の心の中に意地悪な反論者を住まわせよう
第8章 説明編――すべては正しく企画を理解してもらうために
- 持ち点は、いつも「マイナス10点」から
- 経営者の集中できる時間は14分
- 資料なしで声に出して説明してみよう
- 画面をパラパラとめくらない
- 「低音」「沈黙」は雄弁なコンテンツ
- アウェーの会場は下見せよ
- 緊張した場で味方をつくり出す自問自答
- サポーターは第二のプレゼンター
- 相手からの質問にはまずYESかNOで答えよ
- 二者択一の質問は「A or B」ではなく、「A or NOT A」
- 相手がページをめくる音もメッセージ
おわりに
本書のポイント
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これが分かればバッチリ…!
ポイントは「企画を実行したいなら、まず身内から」ということ
何かしらの企画を考え付いた時に、一番優先すべきことは、社内です。
これは、会社員として仕事をしている人に向けた話ですので、フリーランスの方々にはあまり役に立たないかもしれません。
会社員というのは、さまざまな利害関係者に囲まれている状態が常だと思います。
そうすると、自分が考えた企画に賛同してくれる人もいれば、全く賛成してくれない人もいるという状況になると思います。そんな時に、自分の企画を関係者の方々に賛同してもらうにはどうすればいいか?それを教えてくれるのが本作品です。
人間性善説であれば、正しい企画を考えれば、みんなが賛同してくれると思うでしょう。
でも、そうはならないのです。
なぜならば、人間だから。
そういった、人間くささを踏まえた上で、どのようにすれば企画を通すことができるのか。それらは本作品を読むと分かると思います。
・・・
本作品は、企画を実現したい人にオススメです!
企画を考えることは得意だが、なかなか社内で通らない…。
そんな人はいないでしょうか?それは、まわりの人がダメだからではありません。
企画を通そうとするあなた自身がダメなのです。
そんな企画を通す術を教えてくれるのが本作品です。
ぜひ読んでみてください!
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